瓜渓石の良さ知って 昭和天皇も見られた名品、和歌山・みなべうめ振興館で展示
和歌山県みなべ町特産で日本の名石「瓜渓石」が、同町谷口の「みなべうめ振興館」で展示されている。63年前に和歌山市であった展示会で昭和天皇と皇后両陛下が見られた名品で、町内での展示は約30年ぶりという。
同館では1階の歴史民俗資料展示室で瓜渓石を常設展示しているが、その石とは別に、同町の「瓜渓石同好会」(西野博視会長)が「多くの人にさまざまな作品を見てもらい、瓜渓石の良さを知ってもらいたい」と振興館に申し入れ、展示室の一角で今月中旬から展示を始めた。今後、定期的に作品を入れ替える予定。
初回の現在、展示しているのは、同町西本庄、故山本恵市さんの「須弥山(しゅみせん)」。昭和天皇と皇后両陛下が1962年5月、和歌山市で開かれた展示会で見られたことがある名品で、幅約55センチ、高さ約15センチ、奥行き約25センチ。
同好会のメンバーである同町筋の上田由男さん(90)が「立派な石なので、ぜひ多くの人に見てもらいたい」と恵市さんの家族に声をかけ、展示の承諾を得た。
恵市さんの妻、千寿子さん(91)は「今年はお父さん(恵市さん)の五十回忌。お父さんが本当に大切にしていた石を、こうして多くの方に見てもらえる機会ができ、ありがたい」と話している。
同館では1階の歴史民俗資料展示室で瓜渓石を常設展示しているが、その石とは別に、同町の「瓜渓石同好会」(西野博視会長)が「多くの人にさまざまな作品を見てもらい、瓜渓石の良さを知ってもらいたい」と振興館に申し入れ、展示室の一角で今月中旬から展示を始めた。今後、定期的に作品を入れ替える予定。
初回の現在、展示しているのは、同町西本庄、故山本恵市さんの「須弥山(しゅみせん)」。昭和天皇と皇后両陛下が1962年5月、和歌山市で開かれた展示会で見られたことがある名品で、幅約55センチ、高さ約15センチ、奥行き約25センチ。
同好会のメンバーである同町筋の上田由男さん(90)が「立派な石なので、ぜひ多くの人に見てもらいたい」と恵市さんの家族に声をかけ、展示の承諾を得た。
恵市さんの妻、千寿子さん(91)は「今年はお父さん(恵市さん)の五十回忌。お父さんが本当に大切にしていた石を、こうして多くの方に見てもらえる機会ができ、ありがたい」と話している。
