「災害対策士」目指す 全国から14人受験、和歌山県白浜町椿
災害時の避難所運営などの技術を身に付ける「災害対策士」の試験が26~28日、和歌山県白浜町椿の旧椿小学校であった。全国から15~62歳の中学生や会社員計14人が受験。2泊3日の日程で学校に寝泊まりしながら、筆記試験や備蓄食体験、炊き出し訓練、避難所開設訓練などに取り組んだ。
災害対策士は、災害時のリーダーとして各地域で活躍してもらうことなどを目的に、一般社団法人災害対策トレーニングセンター支援会(東京都)が実施している能力認定制度。東京大学生産技術研究所付属災害対策トレーニングセンター(DMTC)などが協力している。
椿が試験会場になったのは今回が初めて。東京都、神奈川県などの遠方のほか、地元の白浜町や上富田町からも受験者があった。一般知識のC級試験の後、専門知識を問うB級試験があり、全員が合格した。
避難所設営訓練は、大雨で避難所を運営している最中に大規模地震が発生したと想定。受験者は、けが人やペットを連れている人など、次々と来場する避難者にチームで対応した。避難者役は地域住民が務めた。
受験した暁星国際中学校(千葉県)ヨハネ研究の森コース3年の永森理仁さん(15)は「将来は防災に関わる仕事がしたいと思っているので受験した。貴重な体験ができて良かった」と話した。
試験プログラムの作成に携わる東京大学生産技術研究所防災プロセス工学の沼田宗純准教授(47)は「地域の方々の協力のおかげで臨場感のあるプログラムになった。来年度もこの場所で試験を実施したい」と語った。
支援会はこれまでにも、南海トラフ地震で孤立する可能性がある椿地区で「孤立集落サミット」を開いたり、子どもたちに災害時に生き抜く力を身に付けてもらう研修会を開いたりしている。
■マレーシア政府関係者が視察
マレーシア政府の関係者5人が26日、試験会場を見学に訪れた。同政府は、今秋に防災などを学ぶ研修を日本で開く予定で、白浜町が候補地の一つになっている。
訪問した関係者によると、20人が約5カ月、日本に滞在して研修を受ける予定で、そのうち2カ月を白浜町で過ごす可能性があるという。受け入れ態勢などを確認するために視察に訪れた。
一行は、試験会場を見学したほか、町役場を訪れ、大江康弘町長や溝口耕太郎町議会議長らと面会した。大江町長は「アジアは一つ。一緒にやっていければ」と歓迎した。
災害対策士は、災害時のリーダーとして各地域で活躍してもらうことなどを目的に、一般社団法人災害対策トレーニングセンター支援会(東京都)が実施している能力認定制度。東京大学生産技術研究所付属災害対策トレーニングセンター(DMTC)などが協力している。
椿が試験会場になったのは今回が初めて。東京都、神奈川県などの遠方のほか、地元の白浜町や上富田町からも受験者があった。一般知識のC級試験の後、専門知識を問うB級試験があり、全員が合格した。
避難所設営訓練は、大雨で避難所を運営している最中に大規模地震が発生したと想定。受験者は、けが人やペットを連れている人など、次々と来場する避難者にチームで対応した。避難者役は地域住民が務めた。
受験した暁星国際中学校(千葉県)ヨハネ研究の森コース3年の永森理仁さん(15)は「将来は防災に関わる仕事がしたいと思っているので受験した。貴重な体験ができて良かった」と話した。
試験プログラムの作成に携わる東京大学生産技術研究所防災プロセス工学の沼田宗純准教授(47)は「地域の方々の協力のおかげで臨場感のあるプログラムになった。来年度もこの場所で試験を実施したい」と語った。
支援会はこれまでにも、南海トラフ地震で孤立する可能性がある椿地区で「孤立集落サミット」を開いたり、子どもたちに災害時に生き抜く力を身に付けてもらう研修会を開いたりしている。
■マレーシア政府関係者が視察
マレーシア政府の関係者5人が26日、試験会場を見学に訪れた。同政府は、今秋に防災などを学ぶ研修を日本で開く予定で、白浜町が候補地の一つになっている。
訪問した関係者によると、20人が約5カ月、日本に滞在して研修を受ける予定で、そのうち2カ月を白浜町で過ごす可能性があるという。受け入れ態勢などを確認するために視察に訪れた。
一行は、試験会場を見学したほか、町役場を訪れ、大江康弘町長や溝口耕太郎町議会議長らと面会した。大江町長は「アジアは一つ。一緒にやっていければ」と歓迎した。