DXで行政課題の解決を
DX(デジタル変革)を進める人材を育成しようと、和歌山県田辺市が職員向けに開いている連続講座「DX塾」の最終発表会がこのほどあった。市が抱えるさまざまな行政課題の解決策について、受講した職員が真砂充敏市長らに提案した。
DX塾は2022年度から開講している。本年度は若手職員を中心に20人が受講。四つのグループに分かれ、4カ月近くかけて解決策を検討してきた。
発表会では、各グループが真砂市長ら幹部職員を前にプレゼンテーション。あるグループは「旧町村部は広域で高齢化が進んでいるにもかかわらず、医療機関も公共交通機関も限られている」と問題点を指摘。「オンライン診療を導入することで地域間の医療サービス格差を是正したい」と提案し、実現に向けた道筋を示した。
真砂市長は「単なる発表に終わるのではなく、具体的に実現していくことが求められる。DX塾の取り組みを通じて、業務の効率化や市民サービスの向上につなげていきたい」と講評した。
DX塾は2022年度から開講している。本年度は若手職員を中心に20人が受講。四つのグループに分かれ、4カ月近くかけて解決策を検討してきた。
発表会では、各グループが真砂市長ら幹部職員を前にプレゼンテーション。あるグループは「旧町村部は広域で高齢化が進んでいるにもかかわらず、医療機関も公共交通機関も限られている」と問題点を指摘。「オンライン診療を導入することで地域間の医療サービス格差を是正したい」と提案し、実現に向けた道筋を示した。
真砂市長は「単なる発表に終わるのではなく、具体的に実現していくことが求められる。DX塾の取り組みを通じて、業務の効率化や市民サービスの向上につなげていきたい」と講評した。