■『ONE 172：武尊 VS ロッタン』23日・さいたまスーパーアリーナ
　全試合終了後にチャトリCEOが会見に応じ、この日のメインで行われたロッタンvs.武尊の再戦を希望していることを明かした。

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　試合は1ラウンド序盤でロッタンのパンチを被弾した武尊がダウンし、立ち上がろうとしたが足に力が入らず立てない様子を見たレフェリーが、カウントを止めて試合終了を告げた。試合時間はわずか80秒だった。

　SNSでは「止めるのが早すぎる」「ダメージは明確だった」などの声があふれているが、再戦の可能性を聞かれたチャトリCEOは「もちろんです。私は以前からなぜかこの試合が1回で終わるとは思っていなかった。武尊選手とも裏で話して『戦いを続けたいし、王者になった野杁選手を追いたい』と言っていた」と再戦に前向きな意欲を見せた。

　ただ、すぐにダイレクトマッチではなく「ロッタンはこの階級のキックボクシング王者のジョナサン・ハガディと試合をするべき」とプランを語り、「いずれ武尊とまた戦うことになると思うが、チームと一度相談する」と示唆した。

　また、武尊の評価について「このようなハイレベルの試合になると、わずか1秒に満たない時間で結果が変わるし、ロッタンのような選手ならば尚更です」と紙一重だったと振り返った。

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