【動画】開始20年 運航始まる 熊野川の川舟下り、和歌山県新宮
熊野本宮大社(和歌山県田辺市)と熊野速玉大社(和歌山県新宮市)を結ぶ「川の参詣道」として世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に含まれている熊野川で1日、川舟下り定期乗合便の運航が始まった。川舟下りは今年9月で開始20周年の節目。運営する新宮市の「熊野川町ふれあい公社」が同日、運航開始式典を開き、関係者が今シーズンの安全運航を誓い合った。
熊野川の川舟下りは世界遺産に登録された熊野川を観光事業に活用しようと、2005年9月にスタートした。新宮市熊野川町田長にある「道の駅瀞峡(どろきょう)街道熊野川」そばの河原を出発し、全長約16キロを1時間半ほどかけ、市街地にある速玉大社近くの河原まで下る。昨シーズンは前期比約20%増の5568人が乗船し、うち7割近くを外国人が占めた。定期乗合便の運航は11月末まで。
運航開始式典では神事を執り行ったり、舟をお神酒で清めたりして、無事故を祈願した。ふれあい公社の下阪殖保代表理事が「去年より今年の方が忙しくなると予感している。安全運航で頑張りたい」とあいさつ。田岡実千年市長は「これまで無事故で運航いただいたことを感謝したい。今年も多くの観光客に感動を与えてほしい」と述べた。
初便にはスイスと中国の観光客5人や関係者が乗り込んで出発。語り部の案内を聞きながら、水面からの絶景を楽しんだ。
熊野川の川舟下りは午前10時からと午後2時半からの1日2便運航し、料金は中学生以上4950円、小学生以下2200円。
22年度から始めた「瀞峡めぐり」は午前9時から午後3時まで正午を除いて1時間ごとに1日6便運航。中学生以上3千円、小学生以下1500円。ともに予約が必要で、4歳未満は乗船できない。
問い合わせ、申し込みは熊野川川舟センター(0735・44・0987)へ。
熊野川の川舟下りは世界遺産に登録された熊野川を観光事業に活用しようと、2005年9月にスタートした。新宮市熊野川町田長にある「道の駅瀞峡(どろきょう)街道熊野川」そばの河原を出発し、全長約16キロを1時間半ほどかけ、市街地にある速玉大社近くの河原まで下る。昨シーズンは前期比約20%増の5568人が乗船し、うち7割近くを外国人が占めた。定期乗合便の運航は11月末まで。
運航開始式典では神事を執り行ったり、舟をお神酒で清めたりして、無事故を祈願した。ふれあい公社の下阪殖保代表理事が「去年より今年の方が忙しくなると予感している。安全運航で頑張りたい」とあいさつ。田岡実千年市長は「これまで無事故で運航いただいたことを感謝したい。今年も多くの観光客に感動を与えてほしい」と述べた。
初便にはスイスと中国の観光客5人や関係者が乗り込んで出発。語り部の案内を聞きながら、水面からの絶景を楽しんだ。
熊野川の川舟下りは午前10時からと午後2時半からの1日2便運航し、料金は中学生以上4950円、小学生以下2200円。
22年度から始めた「瀞峡めぐり」は午前9時から午後3時まで正午を除いて1時間ごとに1日6便運航。中学生以上3千円、小学生以下1500円。ともに予約が必要で、4歳未満は乗船できない。
問い合わせ、申し込みは熊野川川舟センター(0735・44・0987)へ。