田辺高校、卒業生招き講演会
和歌山県田辺市学園の田辺高校で14日、さまざまな業種で社会人として活躍する同校の卒業生を招き、仕事のやりがいや学生時代の過ごし方などを話してもらう講演会があった。2年生約280人が各教室に分かれ、先輩から仕事観を聞き、刺激を受けていた。
県の取り組み「わかやま産業を支える人づくりプロジェクト」の一環。県内にある銀行や旅行会社、IT関連会社、病院、新聞社など12事業所から約20人の卒業生が来校した。生徒はそれぞれ希望の職種を選択し、先輩から話を聞いた。
銀行業務の講演には20人の生徒が参加。和歌山市本町にある紀陽銀行本店で働く、林美里さん(31)が講師を務めた。
林さんは高校を卒業後、高知県の大学に進学した。就職活動を進める上で、次第に地元で働き貢献したいとの気持ちが強まり、紀陽銀行に就職。田辺や白浜の支店で6年半、銀行の商材を活用し個人客の資産運用を手助けするなどの個人営業を担当した。現在は本店の人事部で活躍している。
林さんは、今まで担当してきた業務内容や一日の仕事の流れなどを紹介。事前に寄せられた生徒の質問には「支店というチームで一丸となって目標を達成したり、お客に寄り添う接客ができたりしたときにやりがいを感じる」と答えた。
また、今後の学生生活については自身の体験談も交えながら「今のうちに部活動でも勉強でも、とにかく挑戦して楽しんでほしい。目的意識を持つことで、行動の質が変わる」とアドバイスした。
講演を聞いた尾﨑大晟さん(17)は「紀陽銀行は地元でもよく見かける会社なのでもともと興味があった。業務を知れて良かったし、これからの学生生活を見直す良い機会になった」と話した。
県の取り組み「わかやま産業を支える人づくりプロジェクト」の一環。県内にある銀行や旅行会社、IT関連会社、病院、新聞社など12事業所から約20人の卒業生が来校した。生徒はそれぞれ希望の職種を選択し、先輩から話を聞いた。
銀行業務の講演には20人の生徒が参加。和歌山市本町にある紀陽銀行本店で働く、林美里さん(31)が講師を務めた。
林さんは高校を卒業後、高知県の大学に進学した。就職活動を進める上で、次第に地元で働き貢献したいとの気持ちが強まり、紀陽銀行に就職。田辺や白浜の支店で6年半、銀行の商材を活用し個人客の資産運用を手助けするなどの個人営業を担当した。現在は本店の人事部で活躍している。
林さんは、今まで担当してきた業務内容や一日の仕事の流れなどを紹介。事前に寄せられた生徒の質問には「支店というチームで一丸となって目標を達成したり、お客に寄り添う接客ができたりしたときにやりがいを感じる」と答えた。
また、今後の学生生活については自身の体験談も交えながら「今のうちに部活動でも勉強でも、とにかく挑戦して楽しんでほしい。目的意識を持つことで、行動の質が変わる」とアドバイスした。
講演を聞いた尾﨑大晟さん(17)は「紀陽銀行は地元でもよく見かける会社なのでもともと興味があった。業務を知れて良かったし、これからの学生生活を見直す良い機会になった」と話した。