和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年11月25日(月)

優美なチョウの写真を展示 2月末まで上富田文化会館

ロビーに展示されるアサギマダラの写真(和歌山県上富田町朝来で)
ロビーに展示されるアサギマダラの写真(和歌山県上富田町朝来で)
 海を渡るチョウ「アサギマダラ」の写真展が、和歌山県上富田町朝来の上富田文化会館ロビーで開かれている。2月末まで。

 住民団体「市ノ瀬まちづくり推進協議会」(池口公二会長)と「DARUMA Club」(吉田耕司代表)が、アサギマダラが飛来する同町市ノ瀬で昨年10月にイベントを開いたのに続き、優美なチョウの魅力を知ってもらおうと企画した。

 市ノ瀬の興禅寺(だるま寺)に隣接した畑にアサギマダラが好むフジバカマ(キク科)が植えられており、秋に蜜を求めて飛来してくる。花に止まって蜜を吸ったり、華やかに舞ったりしており、その姿を写真愛好者らが撮影した。

 両団体が写真を募集し、応募のうちの11枚をA3サイズで展示している。それとは別に、羽化の状況を紹介する写真も3枚並べている。