あの感動 いつまでも 甲子園出場で記念碑、和歌山県田辺高校
田辺高校(和歌山県田辺市学園)に、昨春の第96回選抜高校野球大会に出場した記念碑が建てられた。西嶋淳校長は「野球部が新たな歴史を築いてくれた。あの感動をいつでも思い起こすことができる」と喜んだ。
御影石製の記念碑は高さ約1・5メートル、幅約1・3メートルで、出場した選手やマネジャーの名前を刻んだプレートを付けている。出場に際してできた実行委員会が建てた。実行委の長嶋雄一会長は、出場が決まってから試合の日までを振り返り「『田高マインド』を感じた素晴らしい2カ月間だった」と話した。
11日に除幕式があり、西嶋校長や長嶋会長、大会出場時に主将だった3年生の山本結翔さんらが出席。記念碑がお披露目されると、出席者から拍手が起きた。
山本さんは「出場が決まってから試合までの2カ月間は、今でも一つ一つのシーンが思い浮かぶ濃い時間だった。記念碑に名前を刻んでもらえたことがうれしい。卒業後に来た時の楽しみができた」と語った。
田辺は2023年秋、県大会で強豪の市和歌山や智弁和歌山などに勝って準優勝し、近畿大会に出場した。田中格監督が選手との対話を重視したチームづくりをしている点も評価され、21世紀枠で76年ぶりに選抜大会に出場した。
昨年3月の大会では、強豪の星稜(石川県)と対戦。2―4で敗れたが、互角に渡り合った。阪神甲子園球場のアルプス席は大応援団で埋まった。応援団は大会の優秀賞に選ばれた。
田辺は、1947年の第19回選抜大会、48年の第20回選抜大会と、95年の第77回全国高校野球選手権大会にも出場した。記念碑には、この3回の監督や選手らの名前を刻んだプレートもある。あえて余白も設けており、田中監督は「近い将来、新たに刻まれることを願っている」と話した。
御影石製の記念碑は高さ約1・5メートル、幅約1・3メートルで、出場した選手やマネジャーの名前を刻んだプレートを付けている。出場に際してできた実行委員会が建てた。実行委の長嶋雄一会長は、出場が決まってから試合の日までを振り返り「『田高マインド』を感じた素晴らしい2カ月間だった」と話した。
11日に除幕式があり、西嶋校長や長嶋会長、大会出場時に主将だった3年生の山本結翔さんらが出席。記念碑がお披露目されると、出席者から拍手が起きた。
山本さんは「出場が決まってから試合までの2カ月間は、今でも一つ一つのシーンが思い浮かぶ濃い時間だった。記念碑に名前を刻んでもらえたことがうれしい。卒業後に来た時の楽しみができた」と語った。
田辺は2023年秋、県大会で強豪の市和歌山や智弁和歌山などに勝って準優勝し、近畿大会に出場した。田中格監督が選手との対話を重視したチームづくりをしている点も評価され、21世紀枠で76年ぶりに選抜大会に出場した。
昨年3月の大会では、強豪の星稜(石川県)と対戦。2―4で敗れたが、互角に渡り合った。阪神甲子園球場のアルプス席は大応援団で埋まった。応援団は大会の優秀賞に選ばれた。
田辺は、1947年の第19回選抜大会、48年の第20回選抜大会と、95年の第77回全国高校野球選手権大会にも出場した。記念碑には、この3回の監督や選手らの名前を刻んだプレートもある。あえて余白も設けており、田中監督は「近い将来、新たに刻まれることを願っている」と話した。