【動画】厳寒貫く 炎の竜 和歌山県新宮で御燈祭り
和歌山県新宮市にある世界遺産、神倉神社で6日、国の重要無形民俗文化財「御燈(おとう)祭り」が営まれた。厳しい寒さの中、たいまつを持った白装束の「上り子」約1500人が参加。538段の急な石段を駆け下り、「新宮節」で「山は火の滝、下り竜」と謡われる光景を作り出した。
夕方から、石段を上った先にあるご神体「ゴトビキ岩」のそばに、上り子たちが続々と集合。御神火がおこされると、上り子たちから歓声が上がった。御神火は石段の途中にある中ノ地蔵まで下り、待っていた上り子に分けられた後、再び石段を上って皆に分け与えられると、辺り一面が火の海のようになった。
午後8時前、いったん閉じられた山門が開け放たれ、最初に若者らが勢いよく駆け下りたのに続き、上り子たちが列になって下った。
参加した新宮市清水元の井上憲治さん(47)は「今年1年を健康で過ごせるようにとの思いで、子どもたちと一緒に参加した」と笑顔を見せた。
夕方から、石段を上った先にあるご神体「ゴトビキ岩」のそばに、上り子たちが続々と集合。御神火がおこされると、上り子たちから歓声が上がった。御神火は石段の途中にある中ノ地蔵まで下り、待っていた上り子に分けられた後、再び石段を上って皆に分け与えられると、辺り一面が火の海のようになった。
午後8時前、いったん閉じられた山門が開け放たれ、最初に若者らが勢いよく駆け下りたのに続き、上り子たちが列になって下った。
参加した新宮市清水元の井上憲治さん(47)は「今年1年を健康で過ごせるようにとの思いで、子どもたちと一緒に参加した」と笑顔を見せた。