BASF、2024年の自動車のカラーレポートを発表 世界の自動車カラーにおける色相の変化:暖色系のニッチなカラーの増加
BASF、2024年の自動車のカラーレポートを発表
世界の自動車カラーにおける色相の変化:暖色系のニッチなカラーの増加
BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)のコーティングス事業部は、「BASF自動車用OEM塗料カラーレポート2024」を発表しました。2024年、消費者がホワイトやシルバーなど、従来支持されてきたカラーから離れる中、自動車カラーは進化を遂げています。
BASFコーティングス事業部の最新の自動車OEM塗料カラーレポートでは、このような消費者の変化から、自動車業界全体で、活き活きとした色調や暖色系の無彩色、そしてより多様な色彩の人気が高まっていることを伝えています。
具体的には、消費者の間ではホワイトが依然として最も選ばれている一方で、イエローやベージュなどの暖色系の色相の人気がますます高まっており、すべての地域でグリーンの人気も上昇しています。また、ブラックやグレーといった無彩色も注目を集めています。
[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2738/102056/397_500_20250109140707677f597baaed1.jpg
Global Overview
EMEA(欧州・中東・アフリカ):無彩色の安定成長と、ベージュの増加
EMEA地域の無彩色は、2021年の72%から2024年には80%近くへと着実に増加しており、無彩色および、その周辺色調の人気が顕著に表れています。
最も人気のカラーは引き続きホワイトで、次に僅差でグレーが続きます。特にベージュの人気が高まっており、市場シェアはほぼ倍増しています。
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EMEA Overview
BASF自動車カラーデザインのグローバル責任者であるマーク・グ-トヤールは、次のように述べています。
「ベージュや無彩色は、落ち着きと洗練さを呼び起こします。変化が目まぐるしい世界で安定を求める気持ちが反映されています。消費者は自身の個性を表現でき、自動車デザインにおいて、時代を超越した上品な美しさももたらします。」
米州:グレーは高い汎用性と魅力を証明
寒色系のメタリックから暖色系のくすんだ色合いまで、非常に幅広い色調のグレーは、驚くほど鮮明に深みと洗練さを表現します。今年のカラー分布は、グレー色調へと顕著に移行し、現在、米州市場全体の約20%を占めています。2023年と比較すると、ブラックが2ポイント減少した一方、ホワイトはさらに5ポイント減少するなど顕著な変化が見られます。
[画像3]https://digitalpr.jp/simg/2738/102056/397_500_20250109140725677f598d8ec56.jpg
AmericasOverview
BASFコーティングス事業部のシニアデザインマネージャーであるヴィクトリア・フィスレージは、次のように述べています。
「グレーは自動車のデザインを再定義し、従来のホワイトやブラックに対する好みが変化するにつれて、その汎用性の高さと洗練さで人気を集めています。」
アジア太平洋地域:ブラックがリードする中、イエローに注目
無彩色は依然として消費者の83%が選ぶ最も人気の色域です。ブラックの人気は2ポイント増加し、より品のある魅力的なカラーが見られます。対照的に、ホワイトは2ポイント以上減少しています。
その一方で、有彩色、特にイエローが増加傾向にあり、パステルイエローやグレージュイエローなどの柔らかな色調が主流となっています。こうした色合いは、特に電気自動車のデザインにおいて、人工知能と人間の調和、そしてサステナビリティのテーマに共鳴しています。
このような傾向は、市場のカラーパレットが調和のとれた前向きな方向へ移行していることを反映しています。
[画像4]https://digitalpr.jp/simg/2738/102056/397_500_20250109140759677f59af3cd20.jpg
Asia Pacific Overview
アジア太平洋地域の自動車カラーデザイン責任者である松原千春は、次のように述べています。
「自然に馴染むような色調のパステルイエローは、機能性、サステナビリティ、自然との共存といった今日の価値観を捉えています。」
BASFコーティングス事業部の自動車OEM塗料カラーレポートは、自動車業界におけるカラートレンドを詳細に調査し、グローバルおよび地域ごとのカラー嗜好について分析しています。本レポートで言及されているカラー分布は、 BASFコーティングスが、世界の自動車生産と乗用車への塗料適用に関する入手可能な情報に基づいて算出したものです。
※この資料はBASF本社(ドイツ)が2025年1月9日に発表した英語のプレスリリースをBASFジャパンが日本語に翻訳・編集したものです。
※このプレスリリースの内容および解釈については英語のオリジナルが優先されます。
■BASFについて
BASF(ビーエーエスエフ)は、ドイツ ルートヴィッヒスハーフェンに本社を置く総合化学会社です。持続可能な将来のために化学でいい関係をつくることを企業目的とし、経済的な成功とともに環境保護と社会的責任を追及しています。また、全世界で約112,000人の社員を有し、世界中のほぼすべての産業に関わるお客様に貢献しています。ポートフォリオは、6つの事業セグメント(ケミカル、マテリアル、インダストリアル・ソリューション、サーフェステクノロジー、ニュートリション&ケア、アグロソリューション)から成ります。2023年のBASFの売上高は689億ユーロでした。BASF株式はフランクフルト証券取引所(BAS)に上場しているほか、米国預託証券(BASFY)として取引されています。BASFの詳しい情報は、https://www.basf.com/global/en
をご覧ください。
■BASFのコーティングス事業部について
BASFのコーティングス事業本部は、革新的な自動車用塗料、自動車補修用塗料、装飾用塗料、メタル、プラスチック、ガラス基板など幅広い産業での表面処理およびそれらの応用に必要なプロセスの開発、生産、販売を行っています。これらのポートフォリオは、新しい市場や事業開発を目指すInnovation Beyond Paint(塗料を超えたイノベーション)プログラムによって提供してまいります。私たちは、先進的なパフォーマンス・ソリューションを創造し、世界中のパートナーのニーズを満たすために、パフォーマンス、デザイン、新しいアプリケーションを推進しています。BASFは、ヨーロッパ、北米、南米、アジア太平洋地域の拠点のネットワークを活用することで、お客様の利益のために、専門的でグローバルなチームのスキル、知識、リソースを提供しています。2023年におけるBASFコーティングス事業本部の世界の売上高は約44億ユーロでした。
Solutions beyond your imagination(想像をはるかに超えたソリューション)。BASFコーティングスの詳細情報はhttps://www.basf-coatings.com
(英語)をご覧ください。
プレスリリース詳細へ https://digitalpr.jp/r/102056
世界の自動車カラーにおける色相の変化:暖色系のニッチなカラーの増加
BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)のコーティングス事業部は、「BASF自動車用OEM塗料カラーレポート2024」を発表しました。2024年、消費者がホワイトやシルバーなど、従来支持されてきたカラーから離れる中、自動車カラーは進化を遂げています。
BASFコーティングス事業部の最新の自動車OEM塗料カラーレポートでは、このような消費者の変化から、自動車業界全体で、活き活きとした色調や暖色系の無彩色、そしてより多様な色彩の人気が高まっていることを伝えています。
具体的には、消費者の間ではホワイトが依然として最も選ばれている一方で、イエローやベージュなどの暖色系の色相の人気がますます高まっており、すべての地域でグリーンの人気も上昇しています。また、ブラックやグレーといった無彩色も注目を集めています。
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Global Overview
EMEA(欧州・中東・アフリカ):無彩色の安定成長と、ベージュの増加
EMEA地域の無彩色は、2021年の72%から2024年には80%近くへと着実に増加しており、無彩色および、その周辺色調の人気が顕著に表れています。
最も人気のカラーは引き続きホワイトで、次に僅差でグレーが続きます。特にベージュの人気が高まっており、市場シェアはほぼ倍増しています。
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EMEA Overview
BASF自動車カラーデザインのグローバル責任者であるマーク・グ-トヤールは、次のように述べています。
「ベージュや無彩色は、落ち着きと洗練さを呼び起こします。変化が目まぐるしい世界で安定を求める気持ちが反映されています。消費者は自身の個性を表現でき、自動車デザインにおいて、時代を超越した上品な美しさももたらします。」
米州:グレーは高い汎用性と魅力を証明
寒色系のメタリックから暖色系のくすんだ色合いまで、非常に幅広い色調のグレーは、驚くほど鮮明に深みと洗練さを表現します。今年のカラー分布は、グレー色調へと顕著に移行し、現在、米州市場全体の約20%を占めています。2023年と比較すると、ブラックが2ポイント減少した一方、ホワイトはさらに5ポイント減少するなど顕著な変化が見られます。
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AmericasOverview
BASFコーティングス事業部のシニアデザインマネージャーであるヴィクトリア・フィスレージは、次のように述べています。
「グレーは自動車のデザインを再定義し、従来のホワイトやブラックに対する好みが変化するにつれて、その汎用性の高さと洗練さで人気を集めています。」
アジア太平洋地域:ブラックがリードする中、イエローに注目
無彩色は依然として消費者の83%が選ぶ最も人気の色域です。ブラックの人気は2ポイント増加し、より品のある魅力的なカラーが見られます。対照的に、ホワイトは2ポイント以上減少しています。
その一方で、有彩色、特にイエローが増加傾向にあり、パステルイエローやグレージュイエローなどの柔らかな色調が主流となっています。こうした色合いは、特に電気自動車のデザインにおいて、人工知能と人間の調和、そしてサステナビリティのテーマに共鳴しています。
このような傾向は、市場のカラーパレットが調和のとれた前向きな方向へ移行していることを反映しています。
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Asia Pacific Overview
アジア太平洋地域の自動車カラーデザイン責任者である松原千春は、次のように述べています。
「自然に馴染むような色調のパステルイエローは、機能性、サステナビリティ、自然との共存といった今日の価値観を捉えています。」
BASFコーティングス事業部の自動車OEM塗料カラーレポートは、自動車業界におけるカラートレンドを詳細に調査し、グローバルおよび地域ごとのカラー嗜好について分析しています。本レポートで言及されているカラー分布は、 BASFコーティングスが、世界の自動車生産と乗用車への塗料適用に関する入手可能な情報に基づいて算出したものです。
※この資料はBASF本社(ドイツ)が2025年1月9日に発表した英語のプレスリリースをBASFジャパンが日本語に翻訳・編集したものです。
※このプレスリリースの内容および解釈については英語のオリジナルが優先されます。
■BASFについて
BASF(ビーエーエスエフ)は、ドイツ ルートヴィッヒスハーフェンに本社を置く総合化学会社です。持続可能な将来のために化学でいい関係をつくることを企業目的とし、経済的な成功とともに環境保護と社会的責任を追及しています。また、全世界で約112,000人の社員を有し、世界中のほぼすべての産業に関わるお客様に貢献しています。ポートフォリオは、6つの事業セグメント(ケミカル、マテリアル、インダストリアル・ソリューション、サーフェステクノロジー、ニュートリション&ケア、アグロソリューション)から成ります。2023年のBASFの売上高は689億ユーロでした。BASF株式はフランクフルト証券取引所(BAS)に上場しているほか、米国預託証券(BASFY)として取引されています。BASFの詳しい情報は、https://www.basf.com/global/en
をご覧ください。
■BASFのコーティングス事業部について
BASFのコーティングス事業本部は、革新的な自動車用塗料、自動車補修用塗料、装飾用塗料、メタル、プラスチック、ガラス基板など幅広い産業での表面処理およびそれらの応用に必要なプロセスの開発、生産、販売を行っています。これらのポートフォリオは、新しい市場や事業開発を目指すInnovation Beyond Paint(塗料を超えたイノベーション)プログラムによって提供してまいります。私たちは、先進的なパフォーマンス・ソリューションを創造し、世界中のパートナーのニーズを満たすために、パフォーマンス、デザイン、新しいアプリケーションを推進しています。BASFは、ヨーロッパ、北米、南米、アジア太平洋地域の拠点のネットワークを活用することで、お客様の利益のために、専門的でグローバルなチームのスキル、知識、リソースを提供しています。2023年におけるBASFコーティングス事業本部の世界の売上高は約44億ユーロでした。
Solutions beyond your imagination(想像をはるかに超えたソリューション)。BASFコーティングスの詳細情報はhttps://www.basf-coatings.com
(英語)をご覧ください。
プレスリリース詳細へ https://digitalpr.jp/r/102056