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2025年01月14日(火)

松たか子&松村北斗、2009年の自分にメッセージ「頑張ってればいい出会いが…」「奇跡が待ってる」

(写真左から)山田兼司P、吉岡里帆、松村北斗(SixTONES)松たか子、森七菜、坂元裕二氏(脚本) (C)ORICON NewS inc.
(写真左から)山田兼司P、吉岡里帆、松村北斗(SixTONES)松たか子、森七菜、坂元裕二氏(脚本) (C)ORICON NewS inc.
 俳優の松たか子と松村北斗(SixTONES)が13日、都内で行われた映画『ファーストキス 1ST KISS』(2月7日公開)完成披露舞台あいさつに登壇した。松演じる主人公が2009年にタイムトラベルする設定にちなみ、当時の自分にキャストがメッセージを寄せた。

【写真】手を振る松たか子ほか<登壇者ソロカット>

 松は「仕事をする環境が変わった時期みたい。事務所とか…だからちょっと寂しい環境になりつつ身軽になった時期なんですかね…らしいです」と記憶をたどりつつ「頑張ってればいい出会いがあるよ、頑張れって言っておきます」と懐かしみながらエール。

 一方、松村は「僕はすごく大事な年」と前置きし「芸能界の活動を始めたのが2009年2月。まさに今から15年前なんですが、アドバイスは正直ない」ときっぱり。「思うままにきたら、とりあえずここには来れるという奇跡が待ってる。一個でも間違えたらあっという間に消し飛んじゃう。当時の自分にはなにも言えない。だいぶたくさん間違えるけど、それがあってこれだから…」としみじみ、実感を込めた。

 そんななか吉岡里帆は「絶対言いたいことがある」と前置きしながら「パスポートを部屋からだすな」と一言。実は当時高校生でパスポートを前日に紛失したことで修学旅行にいけなかったといい「うれしいからって外に持ち出したりしないで。思い出まるっと失うよって」と過去の公開を告白。「修学旅行に行けなかった分の単位取得のとんでもない勉強をしなきゃいけなくなるよと…」と“警告”した。

 当時はまだ大阪在住だったという森七菜は「普段は大分弁でなんとなくバイリンガルみたいに履歴書を書いているんですけど、関西弁は忘れないように。役的にも使う機会が多いので忘れないようにしてほしい」と過去の自分にお願いしていた。

 映画『怪物』(2023年)の坂元裕二のオリジナル脚本を、『ラストマイル』(24年)、『グランメゾン・パリ』(公開中)などの塚原あゆ子が監督を務めて映画化。結婚して15年目、事故で夫が死に、残された妻は第二の人生を歩もうとしていた矢先、タイムトラベルする術を手に入れ、未来を変えようと奮闘するという、時空を越えた壮大なラブストーリー。主人公・硯(すずり)カンナ役を松。カンナの夫・駈(かける)役を松村が演じる。

 このほか、坂元裕二(脚本)、山田兼司プロデューサーが参加した。

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提供:oricon news