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2025年01月12日(日)

神尾楓珠、時代劇初挑戦「まだ探り探り」 山本千尋たたずまい絶賛「ついて行こうという気持ち」

TOS開局55周年記念時代劇ドラマ『はぐれ鴉』トークイベントに出席した神尾楓珠(C)TOS
TOS開局55周年記念時代劇ドラマ『はぐれ鴉』トークイベントに出席した神尾楓珠(C)TOS
 俳優の神尾楓珠(25)、山本千尋(28)、森田甘路(38)、山下智彦監督が11日、大分県内で行われたTOS開局55周年記念時代劇ドラマ『はぐれ鴉』トークイベントに出席。時代劇初挑戦となる神尾が、意気込みを語った。

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 きのう10日、県内でクランクインを迎えた神尾は「はじめて時代劇に出演させていただくので、右も左もわからない状態で演じていて。まだ探り探りですが、違ったときは監督が違うっておっしゃってくださるので、監督にすべてを預けている感じ」と緊張気味。山本は「扮装からしてこんなにぴったり時代劇がはまる方はいないですし、たたずまいもかっこよく、ついて行こうという気持ちです」と神尾を絶賛した。

 また、ストーリーについて神尾は「シナリオも面白かったですし、見ていて一緒に物語に入っていける感覚がすごくありました。脚本を読んだときは人間関係を大切にしたい思いも伝わってきましたし、小説と脚本で違う良さがあるなと思いました」と分析。「過去の凄惨な事件がないと才次郎の人格が形成されていないので、そこを意識しながらしています。どうしても型にはまりに行っちゃっているところがあるなと思っていて、そこは殻を破ったときに時代劇の登場人物としての魅力が出てくると思うので、これから頑張りたいと思います」と意気込んだ。

 神尾は「雪が降っていたので、雪が多い県だと思ったら珍しいことなんですよね。イメージとしては温泉ですが、まだは入れていないので機会があったら入りたいです。食事で言うと、ゆうきゅう(同県の郷土料理)というのを食べたのですが、おいしくてごはんが進みました」と大分での撮影を楽しんでいる様子。「プレッシャーはありますし、わからないことも多々あるとは思うのですが、優しいスタッフの皆さまに支えていただきながらこの作品を大分の皆さんに愛していただけるように頑張りたいと思います」とあいさつした。

 原作は、第25回大藪春彦賞を受賞した赤神諒氏の『はぐれ鴉』(集英社刊)。江戸時代の大分県・竹田市を舞台に繰り広げられる時代ミステリーとなる。寛文6年、豊後国・竹田藩で起きた城代一族郎党含めた二十六人殺しで生き残った主人公・山川次郎丸が、山川才次郎と名を変え、叔父・玉田巧佐衛門に復讐を挑む。そんな中、巧佐衛門の娘・英里に惹かれていく。主演に神尾を迎え、仇敵・巧佐衛門役を椎名桔平、ヒロイン・英里役を山本が演じるほか、大分県出身の財前直見など豪華キャストが集結する。同局では7月に放送するほか、全国各地でも放送を予定している。

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