和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2025年01月09日(木)

東京都立大学「知のみやこプロジェクト」の開始について

 東京都立大学では、分野を限定せず優秀な若手研究者を採用し、一人の独立した研究者として自由に活動できる研究環境を提供することで、大学の研究を力強く推進する「知のみやこプロジェクト」を新たに開始します。
 あわせて募集要項を公表しますので、お知らせします。

1 東京都立大学学長メッセージ(「知のみやこプロジェクト」とは)
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202501082579-O1-HlBTz11P
 昨今、日本の研究力低下が叫ばれる中で、若手研究者は厳しい環境に置かれています。やる気とチャレンジ精神に溢れた若い方々が集い、生き生きとご自身のやりたい研究に向かって突き進んでいただきたい、このような想いで「知のみやこプロジェクト」を立ち上げました。分野を限定せず優秀な若手研究者を任期5年で採用し、一人の独立した研究者として自由に活動できる研究環境を提供するものです。
本プロジェクトの研究者によって、人類の叡智と輝く未来の創出につながるような成果が生まれることを期待しています。

2 応募資格等
 今回、「知のみやこプロジェクト」助教の公募を行います。この公募は、専門分野を限定せず、人文科学、社会科学、自然科学を含む全ての若手研究者を対象にします。
採用時点で博士の学位を有する方(応募時点で取得見込の方も含む)であればどなたでも応募できます。

3 選考方法
 一次選考では、学長を委員長とする「知のみやこプロジェクト」選考委員会が書類審査を行い、一次選考合格者を決定します。
 二次選考では、選考委員に一次選考合格者の専門分野に近い学内教員と学外有識者を加え、面接によってこれまでの研究業績、今後の研究の展開、次世代トップ研究者としての資質等を総合的に判断し、採用候補者を選考します。
 その後、学内会議等を経て、採用内定者を決定します。

4 着任後の処遇
 「知のみやこプロジェクト」助教の任期は5年間(更新なし)です。
 休日、休暇、給与・手当や専門業務型裁量労働制の適用対象であること等は他の常勤教員と同様ですが、業務内容を原則として研究のみとしていることが大きく異なります。
 ただし、本人が希望した場合には、将来のキャリアパスを考慮して、部局と調整のうえ、1コマ程度の授業・演習等を担当することもできます。
 着任後は、東京都立大学のいずれかの学部・大学院研究科・センター等に所属することになりますが、研究内容に制約はなく、自分のやりたい研究を行うことができます。
 年間50万円程度の個人の基本研究費に加え、研究費を別途支給する予定です。また、5年間のうち1年間は、海外の大学・研究所で研究活動を行うことを奨励し、渡航費、滞在費相当額を支援していきます。

5 募集要項
添付ファイルのとおり



プレスリリース詳細へ https://kyodonewsprwire.jp/release/202501082579
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