俳優の櫻井海音と嵐の二宮和也が25日、都内で行われた映画『【推しの子】-The Final Act-』公開記念舞台あいさつに登壇。二宮が、徹底した情報管理をしていたカミキヒカル役の考察合戦について、神木隆之介に感謝した。

　二宮が演じたカミキヒカル役は、ドラマ版の途中から登場。それまでは徹底した情報管理が行われ、一部のキャスト・スタッフしか知らない状態だったそう。撮影の2ブロック先で同役のトレードマークである金髪に染めていた二宮が、現場に顔を出そうとすると、「だめです」と即答されるほどだったと明かした。

【動画】二宮和也、【推しの子】カミキヒカル役「恐怖だった」　徹底した情報管理告白

　そんな徹底的な対策に二宮は「ばれようがなかったです」と感心。当時、神木隆之介の金髪にしていたため、二宮は「神木隆之介がぐんぐん追い抜いてくれたので、『カミキは神木隆之介じゃない？』って。そのうわさで助かりました」と感謝した。

　同作は2020年より「週刊ヤングジャンプ」（集英社）にて連載した赤坂アカ氏と横槍メンゴ氏のタッグによる漫画が原作。伝説のアイドル・アイ（齋藤飛鳥）の子どもとして転生した双子のアクア（櫻井）とルビー（齊藤なぎさ）が、それぞれの思いを抱きながら一筋縄ではいかない芸能界へと突き進んでいく物語を描く。

　アイの殺害を企てた真犯人を突き止めるべく、あらゆる手段で芸能界をまい進するアクアらがたどり着いたのは、生前アイの口から決して語られることのなかった“実の父親”の存在だった。二宮は、アクアとルビーにとって最大の宿敵となりうる謎の男“カミキヒカル”役を演じる。

　Amazonと東映による【推しの子】実写映像化プロジェクトは、ドラマシリーズを動画配信サービス「Prime Video」で世界独占配信中。ドラマの続きとなる同映画は20日から全国で公開されている。

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