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2024年12月23日(月)

『タコピーの原罪』2025年アニメ化で映像公開 出演は間宮くるみ・上田麗奈!制作はENISHIYA

『タコピーの原罪』の場面カット(C)タイザン 5/集英社・「タコピーの原罪」製作委員会
『タコピーの原罪』の場面カット(C)タイザン 5/集英社・「タコピーの原罪」製作委員会
 アニメ『タコピーの原罪』が2025年に展開されることが決定した。あわせて特報PV、キャスト・スタッフ情報が発表され、タコピー役を間宮くるみ、久世しずか役を上田麗奈、アニメーション制作はENISHIYAが担当する。

【画像】闇が深すぎる…しずかちゃん 公開された『タコピーの原罪』場面カット

 監督・シリーズ構成を飯野慎也(『Dr.STONE』『Dr.STONE STONE WARS』監督、『メイドインアビス』助監督)、キャラクターデザインを長原圭太(『まっさら』監督・演出、『すずめの戸締まり』演出・プロップ設定)が務める。

 公開された特報PVには、キャラクターボイスを聞くことができ、しずかのために奔走するタコピーの可愛らしい姿がふんだんに盛り込まれている。

 同作は、漫画アプリ『少年ジャンプ+』で2021年12月~2022年3月にかけて短期連載されていた同名漫画が原作で、笑わない少女・しずかちゃんが対峙する現実が、彼女の前に突如現れたハッピー星人・タコピーの視点で描かれた現代社会を映す辛辣なストーリー。

 物語冒頭、地球にハッピーを広めるためやってきた生命体「ハッピー星人」が、小学生の少女「しずか」に窮地を救われる。しずかはその生命体を見た目から「タコピー」と名付け、交流するようになった。しずかは酷いいじめを受けているのだが、タコピーにはいじめの概念が理解できず、不思議な力を持つ数々の「ハッピー道具」でしずかをなんとか元気づけようと試みる。そんなある日、タコピーがしずかにハッピー道具を預けてしまったことから運命の歯車が狂い出す内容になっている。

 作品内容は、いじめ、DV、毒親などの問題を描くこともあり、読者の心を掴むと大きな話題に。短期連載ながら同時期に連載していた作品の中で最高閲覧数を記録し、「このマンガがすごい!2023」オトコ編の3位に選出。コミックス2巻完結ながら累計発行部数は140万部を突破している。

 ORICON NEWSは完結前に作者・タイザン5へインタビューを実施しており、いじめ、DV、毒親などの問題を描く上でこだわっているポイントは「現実世界の問題は、誰か1人が悪者だと決めつけることができないものが多いと思っていて、そういった状況を漫画にもそのまま落とし込んでみようと思いました」と打ち明けていた。

■タコピー役・間宮くるみコメント
 私が『タコピーの原罪』に出会ったのは、ボイスコミックのお仕事のときでした。衝撃の展開ばかりで、、、続きが読みたいのと同時に、不安と期待の連続でした。今回アニメ化になるにあたって、まさか!? の連続です・・・またタコピーをやらせてもらえるなんて・・・タコピーのあの時の言葉、あの選択、あの想い、精一杯努めたいと思っています。漫画原作のファンの方も今回アニメで見てくださる方も、最後まで見届けてほしいのです。そして、見て感じて、お友達と話してほしい作品です。宜しくお願いしますっピ~!

■しずか役・上田麗奈コメント
 キービジュアルを見ただけでも、原作を読んだ時の思い出があれやこれやと蘇ってきて、この作品を本当にアニメ化するというのか・・・と思わず震えてしまいました。可愛すぎるタコピーに絆されすぎず、しずかちゃんとしっかり向き合っていけるように頑張ります。アニメでも、『タコピーの原罪』を楽しんでいただけますと幸いです・・・!

■原作・タイザン5コメント
 『タコピーの原罪』アニメ化していただくことになりました・・・!連載当時関わっていただいた皆様、アニメ制作をしてくださっている皆様、そして読者の皆様、本当にありがとうございます。ぜひアニメご覧いただけましたら嬉しいです。一視聴者としてとても楽しみです・・・! どうぞよろしくお願いいたします!!

■スタッフ
監督・シリーズ構成:飯野慎也
キャラクターデザイン:長原圭太
アニメーション制作:ENISHIYA
企画・プロデュース:TBSテレビ



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提供:oricon news