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2024年12月13日(金)

東京工芸大学が高校生カメラマンによる写真展「第1回カラフルフォトリンピック展」を開催 ― 芸術学部開設30周年記念―



東京工芸大学(学長:吉野弘章)は芸術学部(所在地:東京都中野区)の開設30周年を記念し、全国の高校生を対象としたフォトコンテスト「カラフルフォトリンピック」を開催。11月10日(日)に11名の受賞者が発表され、12月14日(土)~23日(月)まで中野キャンパスで開催される「第1回カラフルフォトリンピック展」では、これらの受賞作品をはじめとした応募者全員の作品が展示される。




 「カラフルフォトリンピック」は同大の芸術学部開設30周年を記念して行われるフォトコンテストで、全国の高校生が対象。写真表現の力を使って障害のあるキッズモデル(カラフルモデル)の魅力や意義を社会に伝えることを目的にした、ダイバーシティ写真コンテストとして開催されている。

 8月22日に千葉県市川市の和洋学園・国分キャンパスでコンテストのための撮影会が開催され、高校生カメラマン14名とカラフルモデル10名が参加。その後厳正な審査を経て、11月10日に「金賞」「銀賞」のほか、東京工芸大学写真学科教授の「上田耕一郎賞」や同学科准教授の「勝倉崚太賞」などを含めた11点が、受賞作品として発表された。

 「第1回カラフルフォトリンピック展」では、金賞を受賞した近藤櫻仁さんの作品をはじめ、各受賞作品を含む39点の写真とともに、写真に込められた思いが綴られた作文も展示される。また、8月に行われた撮影会の様子も、会場に設置されるモニターで見ることが可能。表彰式は、写真展の開催に合わせて、12月14日(土)に東京工芸大学中野キャンパスで行われる。
 なお同展は、東京工芸大学と障害児モデルのマネジメント会社「華ひらく」の共催となる。

 東京工芸大学は日本初の写真専門の高等教育機関として誕生し、昨年で創立100周年を迎えた。また、今年2024年4月には芸術学部が開設30周年を迎え、写真学科を有する芸術学部の記念企画として、このたびの写真展が開催されている。
 これからの社会を担う若者達が、カラフルモデル(障害のあるキッズモデル)と出会い、撮影を通じて何を感じ、何を考えたのかが未来に対する大切なメッセージになると期待される。
 同展の概要は、以下の通り。

■「第1回カラフルフォトリンピック展」
・会期: 2024年12月14日(土)〜12月23日(月)まで ※日曜日は閉館。
・時間: 10:00~19:00
・場所: 東京工芸大学 中野キャンパス6号館 ギャラリー6B01 (東京都中野区弥生町1-10 地下1階)
・入場: 無料
・主催: 東京工芸大学/華ひらく
・URL: https://colorful-photolympic.com/

■「第1回カラフルフォトリンピック展」受賞者
・金賞: 近藤 櫻仁さん (新渡戸文化高等学校)
・銀賞: 舩木 レイさん (藤沢翔陵高等学校)
・銅賞: 茅根 鈴颯さん (常磐大学高等学校)

■東京工芸大学
 東京工芸大学は1923(大正12)年に創立した「小西寫眞専門学校」を前身とし、当初からテクノロジーとアートを融合した無限の可能性を追究し続けてきた。2023年に創立100周年を迎えている。
・URL: https://www.t-kougei.ac.jp/



(関連記事)
・東京工芸大学が芸術学部開設30周年を記念し「カラフルフォトリンピック」を開催(2024.07.10)
 https://www.u-presscenter.jp/article/post-53843.html


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