和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月14日(土)

黄金色の海霧 朝日に照らされ幻想的な風景、和歌山県串本

朝日を浴びて黄金色に輝く海霧(9日午前7時過ぎ、和歌山県串本町田原で)
朝日を浴びて黄金色に輝く海霧(9日午前7時過ぎ、和歌山県串本町田原で)
 和歌山県串本町田原の海岸で、冬の風物詩の海霧が見られるシーズンを迎えている。冷え込んだ9日朝、朝日に照らされて黄金色に輝き、幻想的な風景を生み出した。

 田原の海霧は、冷たい空気が近くを流れる田原川に沿って流れ込み、海水との温度差で発生する現象。例年11月~2月ごろにかけて発生する。

 海岸沿いの国道では写真愛好者の姿もあり、岩場や小さな島、熊野灘を背景にシャッターを切っていた。 この日は、古座川河口でも海霧が発生した。