和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年11月21日(木)

22、23日、龍神で「翔龍祭」

 和歌山県田辺市龍神村安井の龍神市民センターとその周辺を会場に23、24日の2日間、第53回龍神林業まつりと第39回村民文化祭を合わせたイベント「翔龍祭」(実行委員会主催)がある。飲食物の販売やワークショップ、作品展示や舞台発表など多彩な催しがある。

 23日は、オープニングセレモニーとして龍神小学校の児童が龍神太鼓を披露する。近くにある森林組合の製材所見学ツアーも催す。ワークショップとして糸紡ぎ体験、山路紙の紙すき体験などがある。

 2日間開催するのは、木のジャングルジムを組むワークショップ、足湯体験、ストラックアウトなど。

 物販イベントは2日間とも、軽食やスイーツ類、コーヒーなどの販売があり、地元事業所らが出店する。地元で活動するプロ作家らによる販売やワークショップ「龍神村クリエイターズ・マーケット」もある。

■村民文化祭 24日午後に舞台発表


 村民文化祭のうち舞台発表が24日正午から、同センター大ホールで開かれる。小唄、フラメンコ、よさこい、劇、ヒップホップダンスなどを住民が披露する。

 作品展示では、芸術や文芸といった地元住民の趣味の作品が会場を彩る。地元の園児や児童、生徒たちの作品も展示する。展示期間は26日まで。

 南部高校龍神分校も学校の文化祭として翔龍祭に参加する。飲食の模擬店を出店するほか、文化祭の舞台発表では各学年がダンスを披露する。

 翔龍祭では関連イベントとして会場周辺で、県主催の「きのくに伐木チャンピオンシップ2024」(23日午前11時~午後4時)や、チェーンソーを使い丸太から彫刻や家具などを仕上げて即時販売する「龍神チェンソーアートDAYS2024」(23日午前10時~午後4時、24日午前10時~午後3時)もある。

 イベントの詳細は翔龍祭のホームページに掲載している。