和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年11月15日(金)

株式会社タカショーデジテックと包括連携協定を締結

泉大津市
~魅力スポットを灯し、市内を彩るライトアップ点灯式を開催~


調印式写真(市長・古澤社長)

点灯式写真(議長・市長・古澤社長・宮司)

 この度、泉大津市(市長:南出賢一)と株式会社タカショーデジテック(本社:和歌山県海南市 代表取締役社長:古澤良祐)は、市内の回遊性向上及び「Well-being」な社会の実現に向け、「地域資源の魅力発信」「地域活性化」「交流人口・関係人口の拡大」「市民の健康増進」「シティプロモーション」の5分野にわたる包括連携協定を締結しました。
 泉大津市では、まちの魅力向上に向け、ハード面の整備(2021年駅前図書館・なぎさ公園シーサイドBBQ施設「N GRILL」、2023年健康づくり拠点公園、2024年急性期病院)やソフト面(市独自の子育て施策や健康施策)の充実を図り、2023年には転入超過を達成しました。また、2025年に開催される大阪・関西万博のインバウンド需要等を取り込むため、市外からの来訪者への仕掛けづくり進めています。
 (株)タカショーデジテックは、「光の演出で人の心を彩る」を理念に掲げ、暗いところに光を灯す”光”の演出、特にLED照明を活用した新たな価値の創造を目指す屋外照明専門メーカーです。今回、(株)タカショーデジテックが保有する照明ノウハウを活用して市内を灯し、彩ることで、市内の回遊性向上や市外からの流入増加につながることから連携協定締結に至りました。
 具体的な連携として、(株)タカショーデジテックが保有する技術を活用したライトアップを泉穴師神社で実施します。実施にあたり、点灯初日である11月13日に点灯式を開催しました。
泉穴師神社では、台風21号の被害を受けて倒れた樹齢600年の御神木を自然災害遺産として残しており、今回のライトアップで点灯し、市民をはじめとした来訪者に対して周知をすることで、自然災害の教訓として後世に伝えることができると考えています。
 また、ライトアップ期間内に、津守宮司による「泉穴師神社ナイトツアー」を数回開催することで、神社の歴史や魅力の発信にも繋げます。
 そして、将来的には、市内の魅力スポットを複数箇所灯し、市内の回遊性を向上させることで、観光資源の魅力発信をはじめ地域活性化、市民の健康増進を目指します。

【株式会社タカショーデジテック】
◆企業理念
『光の演出で人の心を彩る』

◆会社概要
本社所在地:和歌山県海南市南赤坂20-1
代表取締役:古澤 良祐
設   立:2004年11月
https://takasho-digitec.jp/

◆事業概要
 「光の演出で人の心を彩る」、「今ある光の入れ替えではなく、今暗い場所に光を灯す」をビジョン・パーパスに掲げ、「屋外照明事業」「LEDサイン事業」「イルミネーション事業」「デザイン事業」を主要事業として展開。有名ブランドのLEDサインや、有名ホテル旅館の照明プランニング、プロダクトデザインを手がけると同時に、照明メーカーという枠を超え、和歌山を中心に全国規模でイルミネーションやライトアップのイベントなどを行う。
 屋外照明事業:安心・安全なローボルト(12V)を中心とした照明器具の企画・製造・販売LEDサイン事業:店頭の顔となるファサードサイン(LEDサイン)の全工程を一貫して製作イルミネーション事業:公共施設・商業施設を中心とした冬のイルミネーションの企画・デザイン・販売


【泉穴師神社】
 泉大津市内にある最大の神社で、天武白鳳元年(672年)の創建と伝えられており、本殿・摂社住吉神社本殿・春日神社本殿は重要文化財に指定されている。神社境内は多くの樹木でおおわれており、「泉穴師神社の森」は「大阪みどりの百選」にも選ばれている。

 ♦クラウドファンディング
泉穴師神社では、台風21号の被害を受けて倒れた樹齢600年の御神木を自然災害遺産として残すことで、これからも起こるであろう自然災害の教訓にするために、クラウドファンディングを活用して、資金を調達した。結果、目標金額50万円を大きく上回る150万円を集め、現在は「泉穴師神社の森」にて祀られている。






(泉穴師神社HP)
https://izumi.anashi-jinja.com/
(CAMPFIRE 台風21号の被害を受けた樹齢600年の御神木を、災害遺産として後世に残したい)
https://camp-fire.jp/projects/114363/view

【泉穴師神社のライトアップ写真】

鳥居

拝殿

台風21号の被害で倒れた御神木

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