第100回外務省在外公館派遣員試験 神田外語大学から5人の学生が合格 ~累計88カ国250人の合格実績~
神田外語グループ(東京都千代田区/理事長 佐野元泰)は、第100回外務省在外公館派遣員試験(一次試験:外国語・教養・作文・適正検査/二次試験:外国語と日本語の面接)において、神田外語大学(千葉市美浜区/学長 宮内孝久)から5人の合格者を輩出しました。本グループは、これまで88カ国250人の学生・卒業生を外務省在外公館派遣員として輩出しています。派遣員は、原則2年の任期の中、これまでに学んだ外国語を生かし、その国で外交支援業務に携わる稀少な経験を積みます。任期を終了した本学の学生・卒業生は、外務省、地方自治体、大手企業などへの就職をはじめ、国内外の大学院に進学するなど、より視野と選択肢を広げながら世界で活躍しています。
神田外語グループでは、2009年から久保谷富美男先生(神田外語大学グローバル・コミュニケーション研究所)が外務省在外公館派遣員試験に向けた教育を展開してから、これまで88カ国250人の学生・卒業生が外務省在外公館派遣員試験に合格しています。これまでの実績の背景には、本グループならではの外務省在外公館派遣員試験に向けた教育が挙げられます。
2012年には、グローバルな教養を身に着けると同時に文系・理系の枠を超えてさまざまな分野を学ぶ「+α・+β」グローバル教養ゼミを開講し、現在は「+α・+β」を融合的に学ぶべく集大成とした「Team∞(無限大)」グローカル教養ゼミを開講しています。参加学生は自主的にゼミを受講し、さまざまな分野におけるテーマについてチームワーキングとディスカッションをおこない、幅広い教養を地道に学び、国際社会に貢献するマインドを滋養します。こうした取り組みが、神田外語グループから数多くの外務省在外公館派遣員を輩出する成果に繋がりました。
合格者は指定された研修を終えると間もなく内定した各国の在外公館に赴任し、原則2年の任期の中、さまざまな環境の下で学んだ外国語を生かし、その国で外交支援業務に携わる稀少な経験を積むことになります。在外公館派遣員をキャリア形成の第一歩とし、仕事を通して世界を見ることで、より一層グローバルな視点と異文化への理解を深めていきます。
■ 「Team∞(無限大)」グローカル教養ゼミの目的
真のグローバル人材(国際人)は優れたローカル人材(日本人)でもあると同時に、"「∞」の皆さんが、「∞」の領域(内外)にわたり、「∞」に学び続ける"ことを願ってこのゼミ名とし、仲間と共に地道な学びを継続します。具体的には以下のとおりです。
①文理の枠を超えた、グローカル教養として幅広く、出来るだけ多くの分野を統合したものから学ぶこと
②自分と異なる多様な文化的背景をもつ人々との出会いの場を自らが積極的に設け、さまざまなことを語り合うことにより、相手の立場に立って物事を見る目を養うこと
③日本語できちんと筋道を立てて話し、書ける能力の基本を養うとともに、自らがグローバル社会に対して情報発信し、世界の人々にも理解してもらえる説明(プレゼンテーション)力を向上させること
■ 久保谷富美男先生のコメント
「Team∞」グローカル教養ゼミで共に学んだ多くの皆さんが、間もなく内定し希望していた、又は想像もしていなかった運命的な国に赴任することを大変頼もしく、また誇りに思います。
皆さんは第100期派遣員として同期の道を歩むことになります。
皆さんのこれからの永い人生、自分の道をじっくりと見据え、何かに振り回されることなく、これまでの努力を永続「∞」してください。
その先に "プランド・ハプンスタンス/Planned Happenstance(計画された偶然性)" が訪れ、導かれる道が見えてくる。苦しいときこそ希望をもち続け、自分を信じて歩いて行きたいですね。前に向かって一歩一歩・・・!
皆さんの5年後・10年後、その後のグローカル社会でも個々のつぼみを大きく開花させていただきたいと願っています。これからも困難が多々あると思いますが、⼤学も私もいつも皆さんを応援しています。
人生の本舞台は常に将来にあり
Our greatest accomplishments lie always ahead of us.
政治家 尾崎行雄
お互いが元気に再会出来る日を、今から楽しみにしています。
神田外語大学グローバル・コミュニケーション研究所
久保谷富美男(シニア・アカデミックフェロー)
■ 参 考
【外務省 在外公館派遣員制度について】
https://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/saiyo/haken/index.html
【神田外語大学 外務省在外公館派遣員関連ページ】
https://www.kandagaigo.ac.jp/kuis/main/job/zaigai/
▼本件に関する問い合わせ先
神田外語グループ グループコミュニケーション部
三上山 雄亮
住所:〒101-8525 東京都千代田区内神田 2-13-13
TEL:03-3258-5837
FAX:03-5298-4123
メール:media@kandagaigo.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/
プレスリリース詳細へ https://digitalpr.jp/r/98984