和歌山県で病児保育予約サービス「あずかるこちゃん」が導入開始
株式会社グッドバトン
県内5施設の病児保育室で、スマホから空き状況の確認と予約が可能に
株式会社グッドバトン(東京都中央区、代表取締役:園田正樹)は、和歌山県内の5施設の病児保育室で、2024年11月1日(金)より病児保育予約サービス「あずかるこちゃん病児保育(以下、あずかるこちゃん)」を活用した予約受付を開始しました。これによって、和歌山県内の5か所の病児保育室において、スマホから空き状況の確認と予約申込の受付が可能に。病児保育の利用ハードルが下がり、保護者にとっても、施設や自治体にとってもより使いやすくなります。
サービス導入の背景
病児保育とは、病気や病み上がりなどで登園・登校できない子どもを、保護者の代わりに専門の保育士や看護師が預かり、みてくれる素晴らしい事業です。一方で、手続きの複雑さから利用に至るまでのハードルが上がっている面も。このハードルを下げるべく、手続きをする保護者と保育を担う施設、さらに事業委託をしている自治体を適切にサポートするのがあずかるこちゃんです。
グッドバトンが和歌山県で行った病児保育事業に関するアンケート調査では「ネット予約が望ましい」と8割の人が回答しました(図1)。また、病児保育事業の課題に関する質問で、病児保育室を利用した事がある人のうち「紙申請が面倒」「電話が不便」など手続きに弊害があるとの回答が8割にのぼりました(図2)※。
※2024年5月に和歌山県が実施した病児保育事業に関するアンケート調査より抜粋。調査は18,777人の保護者に配布、2,229人(11.8%)から回答。
和歌山県では、地域社会におけるデジタル技術の有効活用事例を創出し、県の課題解決、または魅力向上につなげることを目標に、技術やノウハウを持つ企業と県内で課題を持つ企業などによるプロジェクトを募集し、県をフィールドとした実証事業を実施しています。今回の導入では、グッドバトンと全国病児保育協議会和歌山県支部のグループが採択され、2024年から2026年にかけて病児保育の利用促進や広域化およびICT化に向けた実証事業を行います。
和歌山県内、5施設の病児保育室で利用可能に
今回、和歌山県はあずかるこちゃん導入により、県内5つの病児保育室で空き状況がリアルタイムに見える化されます。保護者はLINEやウェブから病児保育室を検索、予約申込が可能。時間を気にせず、いつでもスマホから予約申込とキャンセルが行えます。
アンケート調査によると、和歌山県での病児保育事業の認知度について、「はじめて病児保育という名前を聞いた」と回答した人は 8.5%、「名前は聞いたことがあるが、事業内容や利用方法は知らない」と回答した人は60.7%と、回答者の約7割は病児保育事業について詳しい事業内容や利用方法が認知されていない状況が明らかになりました(図3)※。
※前出のアンケート調査より抜粋。
こうした現状も踏まえて、本取り組みと病児保育事業自体の周知強化を目的としたパンフレットを制作し、和歌山県内の保育園等で配布しています。広報支援によって「使いづらさ」と「認知不足」2点の課題解決をはかり、病児保育の利用、運営、啓蒙を促進します。
和歌山県こども未来課からのコメント
本県の病児保育施設は、施設数7施設、定員合計40人と大変少ない現状です。
一方で、共働き世帯の増加、こどもを取り巻く感染症の変化などがあり、病児保育の充実は、子育て世帯に非常に求められています。また、他県ですでに始まっている病児保育の広域化は、面積が広く、過疎地域が多く、限りある資源を有効に活用する必要がある本県にとっては、効果的な取り組みです。今回、病児保育のICT化や広域化を望む声を県民や病院等から聞き、病児保育の充実に向けて、スタートを切ることができました。子育て世帯の県民にとって、「こどもの体調不良」による不安を解消できる県を目指します。
あずかるこちゃん病児保育とは
あずかるこちゃん病児保育は保護者と病児保育室をつなぐ予約サービスです。保護者はいつでも簡単にLINEやウェブから病児保育室を検索、予約申込が可能。アプリのようにダウンロードする必要はなく、ブラウザーから利用できます。保護者にとって使いやすいだけでなく、施設のスタッフも煩雑な事務作業から解放され、保育に集中できるように。また、導入自治体は地域にある委託先の病児保育室の情報を一元管理できるようになります。現在250施設、22自治体で導入、登録児童数は16万人および累計予約数53万件を突破しました。
https://azkl.jp/
※あずかるこちゃんは無料で利用できますが、病児保育は各自治体または病児保育室が定めた料金がかかります。
病児保育の現状
弊社が2018年に全国の子どもを持つ就労女性300人にアンケートを行ったところ、「病児保育の利用経験がない」と答えた方は88%にのぼりました。さらに病児保育を利用したことがない方に、病児保育について知っているか聞くと、75%が「知らない」もしくは「名前しか知らない」と回答。また、アンケート結果から、手続きの煩雑さが利用を遠ざけているということも分かりました。あずかるこちゃんは、そんな病児保育利用のハードルを下げ、より使いやすくなるようサポートします。病児保育を必要とする保護者と空きがある病児保育室が、時間の縛りなくつながることが、病児保育事業をよりよくしていけると考えているからです。
会社概要
株式会社グッドバトン
産婦人科医の園田正樹により2017年設立。2020年に病児保育事業を保護者、施設、自治体の三方で支援するサービスとしてあずかるこちゃんをリリース。2023年、「それぞれの子育てを歓迎する社会へ。」をビジョンに掲げ、病児保育事業にとどまらず「産む」「育てる」そして「育つ」が関わる領域を包括的に支援することを目指しています。
代表取締役:園田正樹
所在地:東京都中央区築地6丁目7-11-901
設立年月日:2017年7月7日
事業内容:病児保育室や産後ケアの検索・予約サービス、病児保育室や産後ケアの経営コンサルティング
https://goodbaton.jp
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県内5施設の病児保育室で、スマホから空き状況の確認と予約が可能に
株式会社グッドバトン(東京都中央区、代表取締役:園田正樹)は、和歌山県内の5施設の病児保育室で、2024年11月1日(金)より病児保育予約サービス「あずかるこちゃん病児保育(以下、あずかるこちゃん)」を活用した予約受付を開始しました。これによって、和歌山県内の5か所の病児保育室において、スマホから空き状況の確認と予約申込の受付が可能に。病児保育の利用ハードルが下がり、保護者にとっても、施設や自治体にとってもより使いやすくなります。
サービス導入の背景
病児保育とは、病気や病み上がりなどで登園・登校できない子どもを、保護者の代わりに専門の保育士や看護師が預かり、みてくれる素晴らしい事業です。一方で、手続きの複雑さから利用に至るまでのハードルが上がっている面も。このハードルを下げるべく、手続きをする保護者と保育を担う施設、さらに事業委託をしている自治体を適切にサポートするのがあずかるこちゃんです。
グッドバトンが和歌山県で行った病児保育事業に関するアンケート調査では「ネット予約が望ましい」と8割の人が回答しました(図1)。また、病児保育事業の課題に関する質問で、病児保育室を利用した事がある人のうち「紙申請が面倒」「電話が不便」など手続きに弊害があるとの回答が8割にのぼりました(図2)※。
※2024年5月に和歌山県が実施した病児保育事業に関するアンケート調査より抜粋。調査は18,777人の保護者に配布、2,229人(11.8%)から回答。
和歌山県では、地域社会におけるデジタル技術の有効活用事例を創出し、県の課題解決、または魅力向上につなげることを目標に、技術やノウハウを持つ企業と県内で課題を持つ企業などによるプロジェクトを募集し、県をフィールドとした実証事業を実施しています。今回の導入では、グッドバトンと全国病児保育協議会和歌山県支部のグループが採択され、2024年から2026年にかけて病児保育の利用促進や広域化およびICT化に向けた実証事業を行います。
和歌山県内、5施設の病児保育室で利用可能に
今回、和歌山県はあずかるこちゃん導入により、県内5つの病児保育室で空き状況がリアルタイムに見える化されます。保護者はLINEやウェブから病児保育室を検索、予約申込が可能。時間を気にせず、いつでもスマホから予約申込とキャンセルが行えます。
アンケート調査によると、和歌山県での病児保育事業の認知度について、「はじめて病児保育という名前を聞いた」と回答した人は 8.5%、「名前は聞いたことがあるが、事業内容や利用方法は知らない」と回答した人は60.7%と、回答者の約7割は病児保育事業について詳しい事業内容や利用方法が認知されていない状況が明らかになりました(図3)※。
※前出のアンケート調査より抜粋。
こうした現状も踏まえて、本取り組みと病児保育事業自体の周知強化を目的としたパンフレットを制作し、和歌山県内の保育園等で配布しています。広報支援によって「使いづらさ」と「認知不足」2点の課題解決をはかり、病児保育の利用、運営、啓蒙を促進します。
和歌山県こども未来課からのコメント
本県の病児保育施設は、施設数7施設、定員合計40人と大変少ない現状です。
一方で、共働き世帯の増加、こどもを取り巻く感染症の変化などがあり、病児保育の充実は、子育て世帯に非常に求められています。また、他県ですでに始まっている病児保育の広域化は、面積が広く、過疎地域が多く、限りある資源を有効に活用する必要がある本県にとっては、効果的な取り組みです。今回、病児保育のICT化や広域化を望む声を県民や病院等から聞き、病児保育の充実に向けて、スタートを切ることができました。子育て世帯の県民にとって、「こどもの体調不良」による不安を解消できる県を目指します。
あずかるこちゃん病児保育とは
あずかるこちゃん病児保育は保護者と病児保育室をつなぐ予約サービスです。保護者はいつでも簡単にLINEやウェブから病児保育室を検索、予約申込が可能。アプリのようにダウンロードする必要はなく、ブラウザーから利用できます。保護者にとって使いやすいだけでなく、施設のスタッフも煩雑な事務作業から解放され、保育に集中できるように。また、導入自治体は地域にある委託先の病児保育室の情報を一元管理できるようになります。現在250施設、22自治体で導入、登録児童数は16万人および累計予約数53万件を突破しました。
https://azkl.jp/
※あずかるこちゃんは無料で利用できますが、病児保育は各自治体または病児保育室が定めた料金がかかります。
病児保育の現状
弊社が2018年に全国の子どもを持つ就労女性300人にアンケートを行ったところ、「病児保育の利用経験がない」と答えた方は88%にのぼりました。さらに病児保育を利用したことがない方に、病児保育について知っているか聞くと、75%が「知らない」もしくは「名前しか知らない」と回答。また、アンケート結果から、手続きの煩雑さが利用を遠ざけているということも分かりました。あずかるこちゃんは、そんな病児保育利用のハードルを下げ、より使いやすくなるようサポートします。病児保育を必要とする保護者と空きがある病児保育室が、時間の縛りなくつながることが、病児保育事業をよりよくしていけると考えているからです。
会社概要
株式会社グッドバトン
産婦人科医の園田正樹により2017年設立。2020年に病児保育事業を保護者、施設、自治体の三方で支援するサービスとしてあずかるこちゃんをリリース。2023年、「それぞれの子育てを歓迎する社会へ。」をビジョンに掲げ、病児保育事業にとどまらず「産む」「育てる」そして「育つ」が関わる領域を包括的に支援することを目指しています。
代表取締役:園田正樹
所在地:東京都中央区築地6丁目7-11-901
設立年月日:2017年7月7日
事業内容:病児保育室や産後ケアの検索・予約サービス、病児保育室や産後ケアの経営コンサルティング
https://goodbaton.jp
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