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2024年11月26日(火)

タモンズ、マヂカルラブリーら“大宮セブン”芸人たちが映画『くすぶりの狂騒曲』を「リアル」と絶賛

(上段)タモンズ、マヂカルラブリー(中段)囲碁将棋、すゑひろがりず(下段)GAG少年楽団、ジェラードン
(上段)タモンズ、マヂカルラブリー(中段)囲碁将棋、すゑひろがりず(下段)GAG少年楽団、ジェラードン
 映画『くすぶりの狂騒曲』(12月13日公開)のモデルとなった、お笑い芸人たちが、同映画に対する感想を語る動画が公開された。物語の中心となるタモンズやマヂカルラブリー、さらに芸人ユニット・大宮セブンの現メンバー、囲碁将棋、GAG、すゑひろがりず、ジェラードンのコメントを紹介する(※実在する大宮セブンは映画本編に登場なし)。

【動画】“大宮セブン”芸人たちが映画の感想を語り合う

 大宮セブンは、2014年「大宮ラクーンよしもと劇場」オープンに合わせて結成されたユニット。東京の劇場でくすぶり続けていた、タモンズ、マヂカルラブリー、GAG少年楽団などの芸人たちが、大宮ラクーンよしもと劇場に集められ、「島流し」と揶揄(やゆ)されながらも、成功を夢見る芸人たちの軌跡をたどる“大人たちの青春群像劇”。

 映画では、タモンズの大波康平役を和田正人、安部浩章役を駒木根隆介が演じる。ほか、マヂカルラブリーの野田クリスタル役は時岡司、村上役は吉田壮辰。囲碁将棋の文田大介役は東虎之丞、根建太一役は柾賢志。すゑひろがりずの南條庄助役は伊勢村圭太、三島達矢役は金森規郎。GAG少年楽団のSJ役は高津戸信幸(MAGIC OF LiFE)、福井俊太郎役は大村わたる、ひろゆき役は重岡漠(※映画の中ではひろゆきが脱退する前の設定)。ジェラードンのアタック西本役はカメオ(そいそ~す)、かみちぃ役は平岡亮。以上の俳優陣が、映画の中で芸人たちを忠実に再現している。

■囲碁将棋:文田大介

 ずっとタモンズを近くで見てきたのですが、タモンズのことを「くすぶってる」なんて思ったことなかったんです。ただこの映画を観て、客観的にタモンズを眺めてたら信じられないほどくすぶっていて涙が出た。漫才師という特殊な職業ではあるけど、いろんな人が感情移入できるキャラクターだと思います 「誰もがみんな、ちょっとタモンズなんですよね」

■囲碁将棋:根建太一

 『くすぶりの狂騒曲』完成おめでとうございます!10周年の節目の年にこんな素敵な映画が完成するなんて普段からコツコツと劇場で「大宮」してて本当に良かったです。そして、タモンズを軸に映画を作ったことがまさに「大宮」ですよね。みなさんの中にも「大宮」は存在すると思いますので、これを見て心の「大宮」を解放してください!ハリウッドリメイク期待してます!

■すゑひろがりず:南條庄助

 めちゃくちゃリアル!聞いた話では役作りの一環で大宮セブンライブのコーナーを皆さんでやってみたとのこと。やりすぎです。強いて違和感を挙げるなら大波役の和田さんがカッコ良すぎるかなという事ぐらい。実際の大波はもっと邪悪な目をしてますから。タモンズの、大宮のリアルを追求した本作、どうぞ映画館で何度も見ていただき何度も心を震わせていただきたいと思っております!

■すゑひろがりず:三島達矢

 4回泣けます!!リアルな芸人の苦悩する姿が描かれていて思わず感動します。大宮10年の歴史が詰まっていました。大宮セブンを演じる役者さんがもれなく全員似ていて、そこも見どころの1つとなっています!この映画を通して大宮セブンを、そしてタモンズをよろしくお願い致します!さぁハンカチを持って映画館へ、いざ!!!

■GAG:福井俊太郎

 くすぶっている方々に観てもらいたいです。ただ、この映画では、くすぶっている方々に勇気を与えるようなフィクションものではなく、くすぶっている人達にただ現実を突きつけ、そっと肩に手を置くだけのノンフィクションですので、見返りは求めずにくすぶりの流れに身をまかせてください!

■GAG:SJ

 過去に自分が経験した事があるシーンが映画になるとは思ってませんでした。
でっかいスクリーンでいろんな思い出を客観的に見てみると、最高のエピソードがたくさんあって、改めて自分が大宮セブンのメンバーというのが誇らしいです。見終わった後、くすぶるというキツさを踏まえても、ちょっと私も大宮セブンに入りたいなぁってなると思います。

■GAG:安田ファニー

 大宮セブンそしてタモンズさんの魅力がギュッと詰まった映画です。まずは役者さんたちの演技がすごすぎて、その仕草何で知ってるの?と思うくらい似てました。あとは福井さんがお酒飲んでるシーンあるんですが、あんなにお酒強くないです。それだけお伝えさせてもらいます。この映画を観て芸人として、すごく熱い気持ちになりました。

■ジェラードン:アタック西本

 映画になった芸人で代表的な方ってビートたけしさんとタモンズさんの2組だけですよね?すごすぎますよね?見終わったらタモンズに一旦会いたくなりますよ!見た目全然違う和田さんが大波さんに見えてくるし、駒木根さんは安部さん過ぎます。アンダー11の頃からお世話になってる僕が言うのだから間違いないと思って下さい!ちなみにスーパーリアルな大波さんの口癖やる時は「なぁ〜」じゃなくて「ダァ〜」です 白いもみあげを捻りながら。

■ジェラードン:かみちぃ

 描かれてる芸人の日常や、思ってる感情がめちゃくちゃリアルです。 コンビだからこその距離感とか…若手の頃を思い出してゾッとする場面もあったり。とにかく映画の中のタモンズさんがタモンズさん過ぎました。僕は、大宮セブンメンバーのモノマネを結構する方ですが、こんなに近くにいるのにあそこまでリアルなタモンズさんはできないです。 悔しい気持ちになりました。悔しい気持ちになる映画です。

■タモンズ:大波康平 

 くすぶりの狂騒曲を拝見させていただきました。自分がモデルの話なんですが、自分じゃないように見れました。なぜなら和田さんがかっこよすぎたから。あれはさすがに僕じゃないです。タモンズを知らずにこれを見た方が僕を見る機会があっても詐欺やと騒がないでください。和田さんがすごすぎるだけなんで。役者さんや製作陣の皆さんが素晴らしすぎて、あの何をやってもうまくいかなかった時期も意味があったんだと思わせてもらいました。うまくいかないことが悪いことじゃないと教えてもらいました。早く見た方と感想を言い合いたいです。ぜひ映画館でご覧ください。

■タモンズ:安部浩章 

 タモンズをモデルにした大宮セブンの映画を撮ると聞いた時は、プロデューサーさんが出世の道を閉ざされたか何かの理由でヤケクソになったのだと思いました。
でも出来上がりを観たら本気の大真面目映画でした。タモンズのくすぶりが見事に再現されていました。ただ辞めなかっただけの話をここまでの感動物語に仕上げていただき、本当に恥ずかしいです。本当にうれしく、本当に恥ずかしいです。本当に恥ずかしいですが、ぜひ映画館で観て下さい!

■マヂカルラブリー:野田クリスタル 

 本当に恐ろしいのはまだまだ芸人人生は続くというところです。この映画も長い芸人人生の中では序章にすぎません。そんな序章ですらこんなに濃厚な人生を送れるなんてやっぱり芸人はいいですね。タモンズに関しては特にくすぶってきたし、今もくすぶってるし、一生くすぶってるかもしれません。でも人を笑わせ続けます。狂った芸人人生の一部始終をぜひご覧ください。

■マヂカルラブリー:村上

 この映画を観てどんなことを思ってほしいかと聞かれても別にないですし、いい話なのかどうなのかもよくわかりませんが、とにかく説明できない涙が出てきました。開始数秒で泣きました。僕たち頑張ったよな、なんて思ってないのになぜだか涙が出ました。お笑い芸人を描いた作品は他にもあると思いますが、本当に本当のリアルを描いています。お笑い芸人、お笑いが好きな人、お笑いを目指している人、お笑いをやめたい人、お笑いをやめた人、お笑いに興味がない人全員に見てほしいです。とにかくタモンズとこの映画が面白いことは間違いありません。



【画像】本人たちと映画版の比較写真
【動画】映画『くすぶりの狂騒曲』予告編
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