和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年11月06日(水)

「NTT IOWN Technology Report 2024 ~INTEGRAL: Building a Sustainable Future~」の公開について

 日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:島田 明、以下「NTT」)は、これから大きな変容をとげる世の中の様々な社会課題を解決し、持続的な発展を遂げるためのIOWNの取組みをまとめた「NTT IOWN Technology Report 2024 ~INTEGRAL: Building a Sustainable Future~」を2024年10月31日に公開しました。
 2019年のIOWN構想※発表以降、私たちはその実現に向けたテクノロジーの研究開発と展開を着実に進めています。今年の「NTT IOWN Technology Report」では、現在進行中のさまざまなIOWNプロジェクトから、多岐にわたる産業領域に大きく貢献しうる、海外データセンタ、大阪・関西万博パビリオンのDCI実装、遠隔での工場保守点検、光電融合デバイスの4つのプロジェクトにフォーカスし、いま現場で起きている変革の様子をお伝えします。また、IOWNがもたらす未来の街づくりの可能性を、有識者との対談を通じて構想します。
 NTTは世界のさまざまな課題の解決とスマートな社会の創造に向けて、革新的な研究開発を推進していきます。

1.背景
 人工知能(AI)の飛躍的な進化に伴う生成AIの出現とビジネスの変容、またそれらに伴うデータ量の飛躍的な増加による電力消費量の急増、労働力不足の問題等、様々な変化が生じている世の中にあって、様々な社会課題を解決し、持続的な発展を遂げるために、NTTでは現状を打破し、地球と人間の新たな関係性による豊かな未来に向けて歩んでいくための革新的な研究開発を継続的に推進しています。

2.概要
 NTTは、豊かな社会の実現をめざした複合的なテクノロジーの研究開発を推進していきます。本稿では現在到達しているIOWNの“現在地”と“将来の姿”をご紹介いたします。現在進行中のIOWNプロジェクトから、産業領域に大きく貢献しうる4つのプロジェクト(海外データセンタ、大阪・関西万博パビリオンのDCI実装、遠隔での工場保守点検、光電融合デバイス)をピックアップし、現地取材の様子から、各々のプロジェクトにおけるイノベーションのポイントについて、臨場感をもってお伝えします。また、パノラマティクス主宰として長年都市開発におけるテクノロジー活用の可能性を模索してきた齋藤精一をゲストに迎え、IOWNがさらに普及した近未来に、IOWNにより街づくりがどのように変わり、どんなサービスやソリューションが実現していくかについて、NTTグループメンバーと近未来構想をします。最後にIOWN Global Forumの最新動向についてもご紹介いたします。


[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2341/98099/700_327_202410310841576722c4459e0a4.JPG


【目次】
INTRODUCTION: 変革はすでに始まっている

OVERVIEW: IOWN構想の可能性と現在地

REPORTAGE: ビジネスを加速させるIOWNの衝撃
 2030年を支える新たな社会インフラ
 動的に変化し続ける感情を纏う建築
 自在につながる次世代工場の姿
 光電融合がもたらすエネルギーの革新

ROUNDRABLE: IOWNが見せる、ナチュラルなスマートシティの可能性

RERSPECTIVE: 広がりゆくIOWNのネットワーク

AFTERWORD: 人と地球のための挑戦

3.「NTT IOWN Technology Report 2024」について
 「NTT IOWN Technology Report」特設サイトより最新版をダウンロードいただけます。今後も社会の変化を支える最新のテクノロジー動向について、テクノロジーレポートを継続的に発表予定です。

「NTT IOWN Technology Report」特設サイト:
https://www.rd.ntt/research/RDNTT20241031.html

※IOWN構想
IOWN(アイオン:Innovative Optical and Wireless Network)は、スマートな世界を実現する、最先端の光関連技術および情報処理技術を活用した未来のコミュニケーション基盤です。
https://www.rd.ntt/iown/



プレスリリース詳細へ https://digitalpr.jp/r/98099
提供: