2024年「南京ウイーク」がフランスで開幕、「錦織と刺繍」がパリで輝く
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202410298975-O1-I1eCcnGo】
AsiaNet 200481(1232)
【パリ2024年10月29日新華社=共同通信JBN】10月24日、パリのルーブル美術館でテーマ美術展「Brocade and embroidery, a fibre which connects us(錦織と刺繍、私たちをつなぐ繊維)」が開幕し、中仏文化交流活動の2024年「Nanjing Week(南京ウイーク)」シリーズが始まりました。フランス大統領夫人のブリジット・マクロン(Brigitte Macron)氏は南京をテーマにした展覧会に出席し、展示されている精緻な手工芸品に多大な関心を示し、中仏文化交流の促進における南京の取り組みを十分に認識しました。
この展覧会は、重要な世界文化遺産イベントであるInternational Heritage Fair(国際遺産フェア)と併せて開催され、「Heavenly Garments(天の衣服)」、「Weaving Machines(織機)」、「Clothes Renewed(衣服の再生)」の3つのセクションに分かれ、雲錦(Yunjin)の文物、東西融合のテキスタイル、現代インスタレーションアートなど多彩な展示が行われました。また、中仏「Splendid」レジデンスプログラムの一環として、世界的に有名な3人のデザイナーと南京の無形文化遺産継承者によってデザインされた共同作品も、展覧会のハイライトになりました。南京出身の現代中国折り紙アーティスト兼デザイナーのHuang Xiaoxian氏は、中国の伝統的なラブレターの折り方を観客に教えました。
精緻な伝統工芸品は、French Chamber of Trades and Crafts(フランス手工業会議所)、French Building Federation(フランス建築連盟)、French Art Union(フランス工芸家組合)などの代表者から高く評価されました。中国の伝統的な職人技と現代のファッションデザインを融合させた展示作品は多くの若い来場者の注目も集め、彼らはオンラインで熱心にその体験を共有しました。来場者は、機械生産が主流の時代に南京が手織りの技術を守ってきたことに称賛の意を示し、雲錦から着想を得た精巧な現代工芸品は、旅行者のお土産に好適だと注目しました。この展覧会を通じて、来場者は中国と南京のより伝統的で多様かつ革新的な側面を発見し、次の旅行先を見つけました。
Information Office of the Nanjing Municipal People's Government(南京市人民政府新聞弁公室)が主催する2024年「南京ウイーク」では、シルクロードをテーマにした文化交流やフランスでの双子都市対話などのイベントも開催する予定で、相互学習を通じて中仏友好を一層強化します。2015年の創設以来、「南京ウイーク」は重要な文化交流イベントになっています。このイベントは9年連続で開催されており、ミラノ、ロンドン、ニューヨークなど世界的に有名な都市を巡り、100以上のイベントによって南京を国際的なシンボルとして宣伝し、中国のイメージを紹介しています。
ソース:The Information Office of the Nanjing Municipal People's Government
プレスリリース詳細へ https://kyodonewsprwire.jp/release/202410298975