和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年11月21日(木)

梅料理コンテスト受賞者決定

「梅料理レシピ部門」最優秀賞の「梅(ウメー)ヤンニョムチキン」
「梅料理レシピ部門」最優秀賞の「梅(ウメー)ヤンニョムチキン」
「こんな料理あったらいいな!部門」最優秀賞の「和歌山パフェ」
「こんな料理あったらいいな!部門」最優秀賞の「和歌山パフェ」
 和歌山県田辺市やJA紀南でつくる「紀州田辺うめ振興協議会」が主催する「田辺市小・中学生うめぇ料理コンテスト」の2次審査会がこのほど、同市秋津町のJA紀南中央営農経済センターコピアで開かれ、最優秀賞や市長賞などの受賞者が決まった。

 市内の小学5・6年と中学生を対象に、今年初めて開催した。若者の梅干し離れなどの課題がある中、子どもたちに梅に親しんでもらい、梅産業の活性化につなげることを目的としている。

 コンテストは2部門で募集。梅干しや梅酢などを材料に使った「梅料理レシピ部門」には92点、梅を使った料理の絵を自由に描き、見た目や実現性で審査する「こんな料理あったらいいな!部門」には63点の応募があった。9月中に書類での1次審査が行われ、レシピは5点、絵は3点まで絞り込まれた。

 審査会では田辺市副市長、市教育長、JA紀南代表専務の3人が審査員を務めた。レシピ部門の料理5品を試食し、おいしさや独創性、梅の使用感など5項目を各5点満点で採点し、賞を決めた。絵の各賞は事務局で決定しており、この場で発表された。

 各部門の受賞者は、11月10日に同市扇ケ浜で開催される「田辺農林水産業まつり」のステージで、表彰される。

 各部門の受賞者は次の皆さん。「」は料理名。

 【梅料理レシピ部門】最優秀賞=林玲良(田辺第一小6年)「梅(ウメー)ヤンニョムチキン」▽田辺市長賞=林省吾(田辺中2年)「梅としらすの一口そうめんカリカリピザ」▽JA紀南組合長賞=一ノ瀬結貴(高雄中2年)「梅ミルクわらびもちもどき」▽田辺市教育長賞=平島実桜(同)「うめぇコールスローinミニトマト」▽審査員特別賞=藤田煌成(同)「SDGsな梅干し」

 【こんな料理あったらいいな!部門】最優秀賞=冨田一華(高雄中2年)「和歌山パフェ」▽優秀賞=岩上翔太(同)「梅ソースおかずクレープ」▽奨励賞=左向愛菜(上芳養中2年)「クリーム梅ソーダ」