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2024年10月23日(水)

インドネシア Golden Biomass Energy社、パームヤシ殻 (PKS) の輸出量が 25万トンを超え 日本のエネルギー転換促進に貢献

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PKSは、2030年までに全エネルギーの25%に再生可能エネルギーを使用するという日本の目標達成に貢献します。
Golden Agri-Resources (GAR) 社では、サスティナブルかつトレーサブルなこの バイオマスの輸出能力を、年間100万トン以上に拡大するための継続的な取り組みを 行っています。


シンガポール、2024年10月23日 /PRNewswire/ -- Golden Biomass Energy (GBE) 社は、日本の再生可能エネルギーへの転換を支援するために、パーム由来バイオマス原料の輸出を拡大するという意欲的な計画において新たな段階に到達しました。GBE社は、GAR社傘下のバイオマス事業会社で あり、パーム油の加工段階から出る有機廃棄物を利用し、再生可能エネルギーの原料を生産しています。



2022年10月の設立以来、GBE社の日本市場へのPKS輸出量は30万トンを超えており、今後の 拡大も堅実に計画されています。日本へ出荷されたPKSの量は、2024年には前年同期比で250% 以上増加しました。

PKSはパーム油加工の副産物であり、ヤシの実を割って粉砕し、パームヤシの種を取り出す際に出るもの です。PKSを残渣として無駄にするのではなく、それ単体や化石燃料への依存からの脱却のために石炭 もしくは他の固形バイオマスと混焼することにより、第二の用途としてバイオマス原料に利用されます。 PKSには木質チップやペレットと同様の特性がありますが、生産時に木を伐採する必要がありません。

Citra Abidin氏 (GAR社 ビジネス開発・戦略計画 バイスプレジデント) は、「日本のパートナーとの関係を拡大し、日本のバイオエネルギーの目標達成に役立てることをとても嬉しく思っています。当社の生産能力を継続的に増強することで、日本全国の取引事業者や発電事業者のそれぞれの要求に対応できる専用の配送及び物流能力を有し、信用される再生可能エネルギーの供給源となることを目標としています。」 と 述べています。

GAR社は、自社農園については100%のプランテーショントレーサビリティ(TTP)を達成し、インドネシアにおける自社のパーム油サプライチェーンでは99%のTTPを達成していており、顧客に対してより透明性の高いサプライチェーン及びその主張を提供します。GAR社のプランテーションとサプライヤーは、PKS供給に関するグリーンゴールドラベル(GGL)認証を取得していることに加え、一切の森林破壊、泥炭地 開発、人権面における搾取を行わず(NDPE)、森林保全及び社会と地域へ貢献するなど、責任ある生産への取り組みをまとめた同社の社会環境方針(GSEP)を満たしている必要があります。

拡大継続の計画

日本では、2030年までにエネルギーミックスのほぼ4分の1を再生可能エネルギーとし、PKSを含む バイオマス資源は日本の発電需要の約6,000〜7,000MWとなる予定です。

GBE社は、この増大する需要に対応するため、生産能力の拡大に懸命に取り組んでいます。同社は 現在、インドネシアのジャンビ州、リアウ州、東カリマンタン州の3か所でPKSの輸出拠点を操業しており、そのPKSの輸出能力は約50万トンです。同社は、日本を含む輸出市場に対応するため、2025年に更なる輸出拠点を設立する予定であり、インドネシアの年間PKS輸出量の約5分の1に相当する、 毎年100万トン以上のPKSの輸出を目標としています。

(日本語リリース:クライアント提供)PR Newswire Asia Ltd.

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