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2024年10月17日(木)

シリーズ最新作『ソウX』凶悪トラップの原点…ビリー人形が秘密の作業場を初公開 本国予告も到着

映画『ソウX』(10月18日公開)(C)2024 Lions Gate Ent. Inc. All Rights Reserved.
映画『ソウX』(10月18日公開)(C)2024 Lions Gate Ent. Inc. All Rights Reserved.
 猟奇殺人鬼“ジグソウ”が命を粗末にする者に仕掛ける恐ろしくも哲学的な“連続ゲーム殺人”、予想がつかないストーリー展開で世界中のファンを恐怖に陥れてきた、サイコスリラー映画シリーズ最新作『ソウX(ソウ エックス)』の公開(18日)を直前に控え、ジグソウの遣い・ビリー人形が秘密の作業場を紹介する特別映像、ゲームの参加者たちに焦点を当てた本国予告が解禁された。

【動画】「私の作業場へようこそ」ひょっこり顔をのぞかせたビリー

 最新作は、ジェームズ・ワン監督が手がけて一大センセーションを巻き起こした2004年公開の第1作『ソウ』とその続編『ソウ2』(05年)との間の物語。ジグソウの最も個人的な知られざるゲームが描かれる。

 『ソウ』シリーズの生みの親であるジェームズ・ワンとリー・ワネルが製作総指揮を手がけ、ジグソウ役のトビン・ベルと、アマンダ役のショウニー・スミスが再登場。原点回帰からの謎の解明と展開。究極のソリッド・シチュエーション(=状況設定)は、さらなるサプライズを携え、想像を超える衝撃と恐怖の新たなゲームが始まる。

 このたび解禁となった特別映像では、今まで明かされることのなかったジグソウの作業部屋がついに公開。貴重なルームツアーの案内人は、参加者の前には姿を見せないジグソウの代わりにゲームの進行役を務める、シリーズのアイコン的存在・ビリー人形。「私の作業場へようこそ」とひょっこり顔をのぞかせたビリーに出迎えられて早速室内へ。大胆にも「駐車場C 守衛室」という住所まで公開してくれた作業場は、わずか4×12フィートという手狭なワンルーム。そこには本作でも登場する豚のマスクやビリーの愛車である古い三輪車、ゲーム盤など貴重な品々が保管されており「私の宝物をここに集めた」とビリーがうれしそうに紹介してくれる。

 さらに「コーヒーがないなど拷問も同じ」と、常人には到底思いつかない凶悪なトラップ開発にはコーヒーが欠かせないようで、どこか親近感を抱かせてくれる一面も披露。ほかにも指紋を消すためのホットプレート、刃渡りの違う3種類の包丁といった仕事道具も間近に見ることができる。そして最後に冷蔵庫の中を確認しようとすると、切断された人の肉と血液袋のようなものがチラリ。これにはビリーも慌てて扉を閉めて「今のは忘れてくれ」と冗談めかすおちゃめな一幕も。しかしよくよく室内を見回すと、部屋の隅にも肉塊が転がっているような…。こうしてドキドキの部屋訪問は終了し、ビリーから「訪問に感謝する」と優しい一言がかけられる。

 しかし「滞在を永遠に楽しんでくれ」と続けるや否や、開いていたドアがひとりでに閉まってしまう。危険な予感に「待ってくれ。どうする気だ?」と問い詰める撮影者。その問いには口を閉ざして不気味に首を横に振るだけのビリーの姿が映し出されているところで映像はぶつ切りに終了してしまう。果たして撮影者は無事に帰ってこられたのか、その安否は気がかりだが、ジグソウのゲームの舞台裏をのぞくことができる貴重な映像となったことは間違いない。

 またあわせて公開された本国予告は、そんなジグソウのアイデアが詰め込まれたトラップに挑むゲームの参加者たちに焦点を当てた内容に。原点回帰を目指した本作では、近年のシリーズと比べると単純な仕組みのトラップが複数登場するが、どれもシンプルであるが故によりその恐ろしさをリアルに感じることのできる洗練されたものばかり。毎作ファンを楽しませてきた恐怖のトラップが、本作ではいかにして観客を震え上がらせてくれるのか。



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