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2024年10月11日(金)

浅草キッド、漫才師として“活動休止” 3年後の復活を約束「完全なものが…」

『10月×10日【キッドリターン】〜アサヒ芸能人トークライブin浅草フランス座』の模様 (C)ORICON NewS inc.
『10月×10日【キッドリターン】〜アサヒ芸能人トークライブin浅草フランス座』の模様 (C)ORICON NewS inc.
 お笑いコンビ・浅草キッドが10日、東京・東洋館で『10月×10日【キッドリターン】〜アサヒ芸能人トークライブin浅草フランス座』を開催。久しぶりに、2人そろって舞台に立った。イベント終盤には、サンパチマイクの前に立ち、会場から割れんばかりの歓声が上がったが、当初の予告通り、この日は漫才を行わず。最後に、玉袋筋太郎が還暦を迎える3年後に漫才復帰を果たし、その間は休止状態となることが明かされた。

【写真】いい表情!互いを見つめ合い笑う浅草キッド

 先日、32年間の連載に幕を閉じたアサヒ芸能誌の連載『浅草キッドの週刊アサヒ芸能人』。「赤江くん、俺たちもう終わちゃったのかなぁ?」「小野さん、バカヤロー、まだ始まっちゃいねぇよ!」。8年ぶりに、浅草キッドが舞台で復活を果たした。

 師匠・ビートたけしを生んだ浅草のストリップ小屋。そして浅草キッド、結成、揺籃、修行の地、旧・浅草フランス座、現・東洋館にて復活。「アサヒ芸能」の座付き作家・やまもと茂、スーパーバイザー・吉田豪を加えた豪華絢爛のトークショーが10×10に行われた。

 イベント終盤、おもむろに登場したサンパチマイクに、観客からはこの日一番の拍手が起こった。2人で息のあったかけあいを披露したが、博士が「今後、漫才をやっていくかという話をして」と切り出すと、玉袋が「事務所も違いますし。もうちょっと歳を取ってね。オレも『美しく枯れる。』なんていう本も出しました。今57歳で、60歳になった3年後、その時に博士は65歳。その時ぐらいにやった方が、2人いい感じに漫才ができるんじゃないかなという結論です」と話した。

 続けて博士が「結論は、浅草キッドは“解散”します」と宣言すると、会場から悲鳴が。博士が「時限的な解散。3年後に2人でサンパチマイクを挟んで、ちゃんと漫才をやろう」と前向きに語った。会場の空気を察して「ちょっと、ショックを…」と話すと、玉袋が明るく「活動休止でいいじゃねーかよ(笑)!」とツッコミ、博士が実は段取りがあったことを示唆するなど、明るいトーンで終幕した。

 イベント後、ORICON NEWSは博士への取材を敢行。博士は「赤江くん(玉袋)が還暦の時にやりましょうと。僕は、サンパチマイクの前でしゃべったら漫才だから大丈夫だと言っていたんだけど、それは赤江くんの気持ち次第だから。サンパチマイクに対して、完全なものができるのか。言葉としては、時限的な休止ということでいいと思います」と話した。今後、こうしたイベントでの共演はあるが、あくまでサンパチマイクの前で漫才を披露するタイミングは3年後という意味となる。配信チケットも販売されており、24日まで視聴することができる。

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提供:oricon news