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2024年10月09日(水)

道頓堀「くいだおれ太郎」来春6メートルに巨大化へ 名物ビルきらびやかに改装 イメージ&テナント発表

「中座くいだおれビル」外観イメージ
「中座くいだおれビル」外観イメージ
 「くいだおれ太郎」がシンボルとなっている大阪・道頓堀『中座くいだおれビル』が来春全館リニューアルオープンすることになり、9日に市内で計画概要やイメージ、予定テナントなどが発表された。巨大くいだおれ太郎の立体看板が登場するなど、きらびやかなエンターテインメントビルに生まれ変わる。

【写真】ちょっとバカンスへ~アロハシャツで旅行気分だったくいだおれ太郎

 同ビルを所有する野村不動産グループの担当者らが、リニューアルプロジェクト『道頓堀 EE+NA(どうとんぼり ええな)について説明。ビル外壁には全長約6メートルのくいだおれ太郎看板が登場し、LEDビジョンなども使ってド派手・コテコテのインパクトになるという。立体看板のくいだおれ太郎は、太鼓を演奏するという。また1階には、これまでのくいだおれ太郎が鎮座するほか、「くいだおれ太郎 WORLD」と銘打ったスペースも設けられる。

 『中座くいだおれビル』は、道頓堀五座の劇場・中座あとに建てられたもの。増加する外国人観光客に楽しみを提供しつつ、中座にまつられていた「お狸様」や、かつての「芝居小屋」をイメージしたコーナーなど、伝統も受け継ぐ。

 プロジェクト『道頓堀 EE+NA』は、「Eat=食の強化」と「Enjoy=エンタメの強化」、さらに「+Nakaza=承継と新しい取り組み」を目指す思いから、名付けられた。ビル全体では「腹もココロも満たすフードエンターテインメントビル」と位置づけ、飲食店舗を中心に、新たに外国人が楽しめるエンターテインメントスポットも提案するという。

 改装期間中、くいだおれ太郎はどうなるのか。会見では、アロハ着用・キャリーケースを引いて登場し「わては、ちょっとバカンスへ…」と休暇モード。来春には再登場するという。大阪・関西万博の開幕前のオープンを目指す。

■新たな『中座くいだおれビル』イメージ
・1階
「くいだおれ太郎 WORLD」くいだおれ太郎のイメージカラーを盛り込んだデザインで演出し、新たなフォトスポット
他テナント:「Pivot BASE Cafe & Bar @Dotonbori」(観光ショーケース・観光交流プロモーション拠点、Cafe&Bar)、「ホルモン肉問屋 小川商店」(飲食・ホルモン焼き)、「TARO’s PARLOR」(食物販・フルーツ飴)、「なにわ名物いちびり庵 道頓堀店」(物販・大阪土産)、物販(ドラッグストア)

・2階
「芝右衛門狸物語」道頓堀のお狸様にお参りできるパワースポット。鳥居をネオンで表現、石畳のタイルを敷いて参道をイメージ
他テナント:「鳥貴族」(飲食・焼き鳥)、「牛カツ京都勝牛Gyukatsu Kyoto Katsugyu」(飲食・牛カツ専門店)、「おだしもん お出汁ぱすたとあまいもん」(飲食・おだしパスタ&和カフェ)、「スシロー」(飲食・回転ずし)

・3階「中座散策の小路」
ネオン提灯のもとでひと休みできるスペース。「芝居茶屋」を疑似体験
他テナント:「もんじゃ酒場だしや」(飲食・もんじゃ居酒屋)、「串カツ しろたや 道頓堀本店」(飲食・串カツ)、「ハンバーグと牛タンとお米 神戸赤ふじ」(飲食・ハンバーグ&牛タン)、「やきやき鉄板 ぼんくら家 中座くいだおれビル店」(飲食・お好み焼き&鉄板焼き)、「煙間(えんま)」(シーシャラウンジ)

・4階
「カラオケまねきねこ」(カラオケ)

・5&6階
大型テナント出店予定

・B1&2階
エンターテインメントを盛り上げるテナント出店予定

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提供:oricon news