和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年11月02日(土)

「特効薬もないし、薬も満足に飲めない…」想像していた妊婦と、過酷すぎる現在の“比較画像”に反響「わかりみがすぎる」

みりんさんの想像していたイメージ(画像提供@needcgt)
みりんさんの想像していたイメージ(画像提供@needcgt)
 「妊娠」の過酷すぎる想像と現実のギャップを、2枚の“比較画像”で表現したX(Twitter)の投稿が50万件表示されて話題となっている。投稿したのは、みりん(@needcgt)さん。普段から、想像していた妊婦とのギャップに打ち砕かれ、ポストしたり絵を描いたりして発散してるという。みりんさんに、話を聞いた。

【画像】「思ってたのと違う!!(涙)」理想と真逆、過酷な妊婦の現実…コレだった!

 「想像」では、幸せいっぱいの穏やかな顔で、赤ちゃんの名前を考えるなど希望に満ちたものだったのが「現実」では、見た目に気を使えないほどつわりで体調も悪い過酷な様子。ユーザーからは「わかりみがすぎる」「今の自分描かれてるのか!?ってほど同じで笑いました」などの声が相次いだ。

――みりんさんの投稿は、多くの反響がありました。反響への感想を教えてください。

「初めてのつわり、周りに妊娠してる知り合いも居なくどこにも吐き出せなかったので愚痴のように投稿したものでした。つわりは人によって違うと聞いてたので、自分はこうです。という絵でしたが同じような方が沢山いて驚きました」

――妊活時のイメージと、現在のギャップに改めて感想を教えてください。

「妊活時はつわりはあるけど1ヵ月ほどで終わり、食事もバランスよく食べて皮下脂肪もついて、体も丸みが出て母らしくなり…。幸せにお腹の子の成長を楽しみながら温かい飲み物を飲んでゆっくり過ごしたり、仕事も時短勤務で行ったり…という想像をしていました(笑)。何ひとつとして、達成出来ていません。

 現実は、つわりは終わりが見えず2ヵ月半以上入っても続き、食べれるものは限られています。水も飲めない、ノンカフェインのお茶も匂いで飲めず、カフェイン入りのキンキンに冷えた緑茶を、水で薄めて飲む生活です。時短勤務どころか、生活するので精一杯です。さらに休職しベッドの上で過ごしてるため、足は痩せ細って、間違いなく人生で1番辛い時期を過ごしました。

 安定期に入った今、つわりは以前より落ち着きました。しかし正直妊娠して幸せ、赤ちゃんの成長が愛おしい、という感覚を持つ余裕がなく、明日は今日より体調が良くありますように。吐きませんように。と明日の体調を願うことで精いっぱいです」

――投稿には、「私じゃないか!」など”共感”のコメントもたくさん見受けられました。つわりに苦しんでいる方へ、みりんさんからアドバイスはありますか。

「ごめんなさい。アドバイスできることがありません。なぜならつわりに苦しんでるみんな、死に物狂いで既にいろんな人のつわりブログや経験記事、SNSで必死にいろんなことを試していると思います。でも、それでも苦しんでいるでしょう。

 特効薬もないし、薬も満足に飲めない。そんな中できることなんて限られているから、みんなもう調べ尽くしてるんです。だから私から言えることなんて既にみんな“知ってるしもう試した”事ばかりです。つわりに遭遇したらコマンドは【耐える】以外ありませんでした。  

 だから私にできることはつわりのアドバイスではなく、家から出れず体調不良で孤独で、SNSに助けを求めた人たちが共感できるような絵を描くことくらいです(笑)。正直一番の理由は自分の愚痴吐きと、吐き気の気を紛らわすために作業して時間を潰しているだけですが(泣笑)」

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提供:oricon news