移住促進へ田辺市龍神村PR
田辺市龍神村で、きのくに信用金庫の若手職員と和歌山大学の学生らが7日からプロモーションビデオの制作に取り組んだ。移住の促進に向けて龍神村の魅力を広く発信するための企画で、3日間各地を巡り、移住者にインタビューをしたり、幻の熊野古道「奥辺路」の道普請に加わったりしながら、動画を撮影した。
きのくに信用金庫と和歌山大学による「龍神村移住促進プロジェクト」の活動の一つ。両者は2022年10月に包括連携協定を結んでいる。きのくに信用金庫は、1960年に龍神支店を開設し、旧龍神村の指定金融機関になるなど長年の関わりがあることから、協定に基づく活動として、この取り組みを提案した。
プロジェクトでは3年間をめどに、移住者の誘致に向けたさまざまな取り組みを予定している。1年目は、きのくに信用金庫の若手職員7人と、和歌山大学観光学部の学生5人、協力する関西大学総合情報学部の学生3人が2チームに分かれて、それぞれプロモーションビデオを制作。12月に東京ビッグサイト(東京都)で開かれる「よい仕事おこしフェア」で上映するなどして、全国に龍神村をアピールする。
7日は、高野山から龍神村を経て熊野三山に続く「奥辺路」の道普請に加わり、動画を撮影した。道普請では、有志で集まったきのくに信用金庫の職員20人が、龍神村の「龍の里づくり委員会」のメンバーとともに、奥辺路のルートに丸太で階段状のステップを設ける作業をした。
また、この日は龍神温泉も訪れたほか、委員会のメンバーや龍神村への移住者らと交流会をした。
自身も道普請に参加した、きのくに信用金庫の専務理事、岩橋儀幸さん(63)は「地域あっての信用金庫であり、地域の課題解決にも取り組んでいる。2年目は実際に龍神村を訪れ、魅力を体感してもらえる取り組みを考えており、龍神村の活性化に向けて移住につなげることを目指したい」と語った。
湯浅町出身の和歌山大学4年生、北又悠愛さん(21)は「湯浅町も自然が多いので、龍神村には親近感がある。自然の豊かさや、人の温かさといった魅力を引き出し、龍神村に足を運んでもらえるような動画に仕上げたい」と話した。
きのくに信用金庫と和歌山大学による「龍神村移住促進プロジェクト」の活動の一つ。両者は2022年10月に包括連携協定を結んでいる。きのくに信用金庫は、1960年に龍神支店を開設し、旧龍神村の指定金融機関になるなど長年の関わりがあることから、協定に基づく活動として、この取り組みを提案した。
プロジェクトでは3年間をめどに、移住者の誘致に向けたさまざまな取り組みを予定している。1年目は、きのくに信用金庫の若手職員7人と、和歌山大学観光学部の学生5人、協力する関西大学総合情報学部の学生3人が2チームに分かれて、それぞれプロモーションビデオを制作。12月に東京ビッグサイト(東京都)で開かれる「よい仕事おこしフェア」で上映するなどして、全国に龍神村をアピールする。
7日は、高野山から龍神村を経て熊野三山に続く「奥辺路」の道普請に加わり、動画を撮影した。道普請では、有志で集まったきのくに信用金庫の職員20人が、龍神村の「龍の里づくり委員会」のメンバーとともに、奥辺路のルートに丸太で階段状のステップを設ける作業をした。
また、この日は龍神温泉も訪れたほか、委員会のメンバーや龍神村への移住者らと交流会をした。
自身も道普請に参加した、きのくに信用金庫の専務理事、岩橋儀幸さん(63)は「地域あっての信用金庫であり、地域の課題解決にも取り組んでいる。2年目は実際に龍神村を訪れ、魅力を体感してもらえる取り組みを考えており、龍神村の活性化に向けて移住につなげることを目指したい」と語った。
湯浅町出身の和歌山大学4年生、北又悠愛さん(21)は「湯浅町も自然が多いので、龍神村には親近感がある。自然の豊かさや、人の温かさといった魅力を引き出し、龍神村に足を運んでもらえるような動画に仕上げたい」と話した。