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2024年11月26日(火)

当社初、「銀ナノ抗菌液」開発のお知らせ

2024年09月11日
ハリマ化成グループ

ハリマ化成グループ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:長谷川吉弘、以下、当社)は、

当社初「銀ナノ抗菌液」を開発しました。当社独自の銀ナノ粒子合成技術を基盤とした新製品HARITECTは、銀由来の細菌の増殖抑制効果や高い持続性と、ナノ粒子由来の密着効果を併せ持つことで、細菌や

カビの増殖を長期間抑えることができます。また、日用品から業務用品まで幅広い用途に適用できるため、様々な分野での応用が期待されています。

 

開発品(HARITECT)の特長

① 高い抗菌性を発揮

当社独自の技術を用いて、粒子のサイズを5ナノメートルまで小さくしたことで高い抗菌性を発揮

できる。

 

② 微生物による水回り等のヌメリ(バイオフィルム)の形成やカビの増殖を50%未満に抑制

 

③ 耐水性や耐摩擦性に優れており、塗布表面を拭き取っても抗菌効果が持続

塗布後は、温度変化(-10~60℃)、摩擦、水への曝露等により、抗菌剤が失活・剥離しやすい

条件下でも活性が持続する。

 

④ 塗布後の抗菌効果が6ゕ月間以上持続

 

⑤ 各種溶剤への対応が可能

エタノールを分散媒とした製品設計となっているが、用途に合わせて各種溶剤へ変更できる。

 

主な用途

 ・抗菌や防カビスプレーの有効成分として

 ・抗菌性・防カビ性を付与したい対象表面のコーティング剤として

 ・エアコンフィルターや窓ガラス用パッキンの防カビ剤として

 ・その他、日ごろお手入れしにくい部分への抗菌・防カビ剤として

 

当社独自の銀ナノ粒子合成技術

当社は以前から銀ナノ粒子合成技術を確立しており、電子材料を中心に展開しています。中でも、「銀ナノペースト」は、電子基板の配線形成などに採用されており、高い評価をいただいています。今後この技術の可能性をさらに広げ、新製品HARITECTを衛生業界などへと展開していきます。

 

 

ご参考

 

開発品の外観

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202409106143-O4-1sPDcsos

      HARITECT

 

・抗菌試験結果(JIS規格に準拠)

【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M106699/202409106143/_prw_PT1fl_xufd9F1i.png

〇:抗菌性あり、×:抗菌性なし、-:データなし

 

・抗菌持続性の比較試験結果(塗布後6ゕ月経過)

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202409106143-O5-007686F3

市販の銀系抗菌製品    開発品(HARITECT)

 

 



プレスリリース詳細へ https://kyodonewsprwire.jp/release/202409106143
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