全国の酪農家をつなぐ乳業メーカー初のウェブサイト「MDAコミュニティ」開設 2024年9月1日より
当社独自の酪農経営支援活動「Meiji Dairy Advisory」にて~サステナブルな酪農経営へ貢献~
当社独自の酪農経営支援活動「Meiji Dairy Advisory」にて全国の酪農家をつなぐ乳業メーカー初のウェブサイト 「MDAコミュニティ」開設2024年9月1日より サステナブルな酪農経営へ貢献
株式会社 明治(代表取締役社長:松田 克也)は、サステナブルな酪農経営への貢献を目指した明治独自の酪農経営支援活動「Meiji Dairy Advisory(以下、MDA)」における取り組みとして、全国の酪農家をつなぐ乳業メーカーとして初めてのウェブサイト「Meiji Dairy Advisory COMMUNITY(以下、MDAコミュニティ)」を2024年9月1日より開設します。
当社の「MDA」は、農場経営における人材マネジメントにフォーカスし、農場の作業改善や経営管理技術の向上を通して、酪農に関わる人の成長を支援し、サステナブルな酪農経営に貢献する取り組みです。国内の酪農業は、サステナブルな生乳生産が求められる一方で、労働力確保や人材 育成などのマネジメントにも苦慮しています。 2018 年に活動を開始した「MDA」では、 2022 年より当社と酪農家とのパートナーシップの強化や、酪農経営における好事例の共有による生産性向上、酪農家同士のコミュニケーションの場の創出のため「MDA ミーティング」を実施しています。 3 回目の実施となった 2024 年 2 月には、全国 7 会場をオンラインでつなぎ、「酪農場における人材の定着」と「アニマルウェルフェアの実現」の 2 つをテーマに、各酪農家が抱える悩みや成功・失敗体験の共有など、活発な意見交換が展開されました。そのような活動を行う中で、酪農家の方々より「他の牧場を知ることができるいい時間だった」「全国規模で現地の声が聞けるのはよかった」といった声をいただきました。これらの声をふまえ、サステナブルな酪農経営の実現を目指している酪農家が交流できる場が、もっと手軽に作れないかという考えの元、「MDA コミュニティ」を開設することとしました。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202408295561-O4-2ud05d4e】
「MDAコミュニティ」は酪農家専用のウェブサイトとなり、酪農家同士の交流はもとより、相互に情報提供することによる悩みの解消や、今まで接点のなかった酪農家同士のつながりを創出することで新たな関係の構築ができるコミュニティです。難しい話だけではなく、日々のちょっとした出来事なども語り合える、 そんなアットホームなコミュニティを目指しています。ウェブサイト内では、誰でも投稿ができる“カタリバ”や、「MDA」の実際の活動を紹介する“MDA活動記録”など、さまざまなメニューを展開していきます。
これからも当社は、大事な栄養源である牛乳・乳製品を安全・安心で安定的に提供し続けるために、全国の酪農家への経営支援活動に取り組むとともに、酪農家同士をつなぐ新たなコミュニティの場を提供することで、サステナブルな酪農経営の実現に取り組んでまいります。
● 「MDAコミュニティ」概要
Meiji Dairy Advisory COMMUNITY
https://mda-community.coorum.jp/page/index
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202408295561-O6-9VS1cgvj】 【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202408295561-O5-7A61hW6C】
<主なメニュー>
・インフォメーション
ウェブサイト運営に携わる当社スタッフからのお知らせや、イベント情報などを掲載して います。
・カタリバ!
酪農経営者、あるいは、将来の酪農経営者の方々が、雑談や日ごろの悩み、経営する上での悩みなどを
語りあう「経営者のカタリバ!」、農場スタッフの方のための「スタッフのカタリバ!」、テーマ、内容は
自由に、何でも投稿できる「何でもカタリバ!」があり、“いいね!”やコメントなども投稿できます。
・MDA活動記録
MDA担当者による農場での活動や、酪農に関する写真投稿などを掲載しています。
・MDAとは
「MDA」に関する紹介ページです。
・その他
具体的な質問などをウェブサイト上でやりとりできる「問い合わせ」ページや、有益な情報につながる
外部リンクを掲載しています。
■「MDA」について
「MDA」は、農場経営における人材マネジメントにフォーカスし、農場の作業改善や経営管理技術の向上を通して酪農に関わる人の成長を支援することを具体的なプログラムにしたもので、2018年から開始し、現在※149戸の酪農家の方と取り組んでいます。
日本国内の生乳生産量は1996年をピークに20年以上にわたり減少傾向にあります。明治グループでは、生乳生産量増加に向けた施策を数々試みてきましたが、2014年に起きたバター不足問題を一つの転機として「このままでは本当に高品質の牛乳・乳製品を消費者にお届けできなくなる」という危機感を強くし、施策をさらに強化・進化させる方向へと舵を切りました。
そして、2015年から当社酪農部のメンバーと、グループ会社である明治飼糧株式会社が協力しながら酪農現場へ頻繁に足を運び、「生産量が増えない原因」を徹底的に分析していきました。その結果、私たちがたどり着いた根本的な原因は、エサのあげ方や牛の飼い方といった飼育に関する技術的なものだけではなく、「働く環境」や「働き方」など、「人」に起因するものでした。そこで2016年から3年間、酪農先進国であるデンマークから講師を招き、人の働き方に関するセミナーを開催しながら農場経営におけるノウハウを蓄積していきました。
そこで培った知見やノウハウを活かし、「MDA」では、酪農に関わる人びとが、やりがいを感じながら働くことができる農場にすること、無駄をなくし作業を効率化して負担を減らすことなど、農場のあるべき姿を一緒に描きながら農場の経営陣やリーダーの成長を支援しています。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202408295561-O7-Yy6yVqg8】 【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202408295561-O8-Y7T8Wo42】
酪農現場における活動の様子 MDAにおける外国人技能実習生勉強会の様子
●「MDA」でサポートする3つの“カイゼン”
「MDA」では、農場が経営目標を達成し続けることができるように、リーン生産方式※2に基づくカイゼン文化を定着させていくことから、解決策を示すコンサルティングではなく、農場とともに考え、農場の人々の気づきを通したより良い環境や仕組みの構築を支援するアドバイザリーという形を採用しています。全員参加で問題を見つけカイゼンする「日常カイゼン」、ありたい姿を描き、カイゼンを進める「目標設定カイゼン」、永続的に人の成長を支援する「仕組みカイゼン」をともに進めていくことで、酪農現場の課題解決をサポートしています。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202408295561-O9-8XhcsG0T】
※1:2024年7月10日時点
※2:製造工程の無駄を徹底的に排除して効率性を高める生産方法。マサチューセッツ工科大学の研究者が、トヨタ自動車の生産方式(トヨタ生産方式)などを調査研究し、体系化・一般化して1990年に提唱したもの。多品種大量生産を効率的に実現する生産管理手法として、さまざまな業種に導入・応用された。(出典:デジタル大辞泉(小学館))
プレスリリース詳細へ https://kyodonewsprwire.jp/release/202408295561
当社独自の酪農経営支援活動「Meiji Dairy Advisory」にて全国の酪農家をつなぐ乳業メーカー初のウェブサイト 「MDAコミュニティ」開設2024年9月1日より サステナブルな酪農経営へ貢献
株式会社 明治(代表取締役社長:松田 克也)は、サステナブルな酪農経営への貢献を目指した明治独自の酪農経営支援活動「Meiji Dairy Advisory(以下、MDA)」における取り組みとして、全国の酪農家をつなぐ乳業メーカーとして初めてのウェブサイト「Meiji Dairy Advisory COMMUNITY(以下、MDAコミュニティ)」を2024年9月1日より開設します。
当社の「MDA」は、農場経営における人材マネジメントにフォーカスし、農場の作業改善や経営管理技術の向上を通して、酪農に関わる人の成長を支援し、サステナブルな酪農経営に貢献する取り組みです。国内の酪農業は、サステナブルな生乳生産が求められる一方で、労働力確保や人材 育成などのマネジメントにも苦慮しています。 2018 年に活動を開始した「MDA」では、 2022 年より当社と酪農家とのパートナーシップの強化や、酪農経営における好事例の共有による生産性向上、酪農家同士のコミュニケーションの場の創出のため「MDA ミーティング」を実施しています。 3 回目の実施となった 2024 年 2 月には、全国 7 会場をオンラインでつなぎ、「酪農場における人材の定着」と「アニマルウェルフェアの実現」の 2 つをテーマに、各酪農家が抱える悩みや成功・失敗体験の共有など、活発な意見交換が展開されました。そのような活動を行う中で、酪農家の方々より「他の牧場を知ることができるいい時間だった」「全国規模で現地の声が聞けるのはよかった」といった声をいただきました。これらの声をふまえ、サステナブルな酪農経営の実現を目指している酪農家が交流できる場が、もっと手軽に作れないかという考えの元、「MDA コミュニティ」を開設することとしました。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202408295561-O4-2ud05d4e】
「MDAコミュニティ」は酪農家専用のウェブサイトとなり、酪農家同士の交流はもとより、相互に情報提供することによる悩みの解消や、今まで接点のなかった酪農家同士のつながりを創出することで新たな関係の構築ができるコミュニティです。難しい話だけではなく、日々のちょっとした出来事なども語り合える、 そんなアットホームなコミュニティを目指しています。ウェブサイト内では、誰でも投稿ができる“カタリバ”や、「MDA」の実際の活動を紹介する“MDA活動記録”など、さまざまなメニューを展開していきます。
これからも当社は、大事な栄養源である牛乳・乳製品を安全・安心で安定的に提供し続けるために、全国の酪農家への経営支援活動に取り組むとともに、酪農家同士をつなぐ新たなコミュニティの場を提供することで、サステナブルな酪農経営の実現に取り組んでまいります。
● 「MDAコミュニティ」概要
Meiji Dairy Advisory COMMUNITY
https://mda-community.coorum.jp/page/index
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202408295561-O6-9VS1cgvj】 【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202408295561-O5-7A61hW6C】
<主なメニュー>
・インフォメーション
ウェブサイト運営に携わる当社スタッフからのお知らせや、イベント情報などを掲載して います。
・カタリバ!
酪農経営者、あるいは、将来の酪農経営者の方々が、雑談や日ごろの悩み、経営する上での悩みなどを
語りあう「経営者のカタリバ!」、農場スタッフの方のための「スタッフのカタリバ!」、テーマ、内容は
自由に、何でも投稿できる「何でもカタリバ!」があり、“いいね!”やコメントなども投稿できます。
・MDA活動記録
MDA担当者による農場での活動や、酪農に関する写真投稿などを掲載しています。
・MDAとは
「MDA」に関する紹介ページです。
・その他
具体的な質問などをウェブサイト上でやりとりできる「問い合わせ」ページや、有益な情報につながる
外部リンクを掲載しています。
■「MDA」について
「MDA」は、農場経営における人材マネジメントにフォーカスし、農場の作業改善や経営管理技術の向上を通して酪農に関わる人の成長を支援することを具体的なプログラムにしたもので、2018年から開始し、現在※149戸の酪農家の方と取り組んでいます。
日本国内の生乳生産量は1996年をピークに20年以上にわたり減少傾向にあります。明治グループでは、生乳生産量増加に向けた施策を数々試みてきましたが、2014年に起きたバター不足問題を一つの転機として「このままでは本当に高品質の牛乳・乳製品を消費者にお届けできなくなる」という危機感を強くし、施策をさらに強化・進化させる方向へと舵を切りました。
そして、2015年から当社酪農部のメンバーと、グループ会社である明治飼糧株式会社が協力しながら酪農現場へ頻繁に足を運び、「生産量が増えない原因」を徹底的に分析していきました。その結果、私たちがたどり着いた根本的な原因は、エサのあげ方や牛の飼い方といった飼育に関する技術的なものだけではなく、「働く環境」や「働き方」など、「人」に起因するものでした。そこで2016年から3年間、酪農先進国であるデンマークから講師を招き、人の働き方に関するセミナーを開催しながら農場経営におけるノウハウを蓄積していきました。
そこで培った知見やノウハウを活かし、「MDA」では、酪農に関わる人びとが、やりがいを感じながら働くことができる農場にすること、無駄をなくし作業を効率化して負担を減らすことなど、農場のあるべき姿を一緒に描きながら農場の経営陣やリーダーの成長を支援しています。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202408295561-O7-Yy6yVqg8】 【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202408295561-O8-Y7T8Wo42】
酪農現場における活動の様子 MDAにおける外国人技能実習生勉強会の様子
●「MDA」でサポートする3つの“カイゼン”
「MDA」では、農場が経営目標を達成し続けることができるように、リーン生産方式※2に基づくカイゼン文化を定着させていくことから、解決策を示すコンサルティングではなく、農場とともに考え、農場の人々の気づきを通したより良い環境や仕組みの構築を支援するアドバイザリーという形を採用しています。全員参加で問題を見つけカイゼンする「日常カイゼン」、ありたい姿を描き、カイゼンを進める「目標設定カイゼン」、永続的に人の成長を支援する「仕組みカイゼン」をともに進めていくことで、酪農現場の課題解決をサポートしています。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202408295561-O9-8XhcsG0T】
※1:2024年7月10日時点
※2:製造工程の無駄を徹底的に排除して効率性を高める生産方法。マサチューセッツ工科大学の研究者が、トヨタ自動車の生産方式(トヨタ生産方式)などを調査研究し、体系化・一般化して1990年に提唱したもの。多品種大量生産を効率的に実現する生産管理手法として、さまざまな業種に導入・応用された。(出典:デジタル大辞泉(小学館))
プレスリリース詳細へ https://kyodonewsprwire.jp/release/202408295561