和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年11月25日(月)

庁舎の窓口業務、郵便局へ

 串本町は、同町西向の旧古座分庁舎で行っている証明書の交付や税収納業務などの窓口業務を9月30日午後5時で終了する。10月からは古座郵便局(西向)が戸籍や住民票、印鑑登録証明書、税証明書などの公的証明書の発行業務を担う。

 町は同庁舎を改修し、「宇宙ふれあいホールSora―Miru(ソラミル)」のオープンを目指している。町住民課によると、分庁舎の窓口となっているスペースを有効利用することに加え、人口減少による利用者の減少が背景にあるという。

 10月からはマイナンバーカードを使って住民票の写しなどがコンビニエンスストアで交付できるようになる予定で、さらに利用者が減少する見込み。古座郵便局に業務を委託することで住民へのサービス低下を防ぎながら、コストを抑える狙いがあるという。

 古座郵便局での発行業務は10月1日午前9時から開始する。

 問い合わせは町住民課(0735・62・0561)へ。