【ニュースレター】岡山県高梁市 名所を繋ぐ共生型グリスロでおもてなし
~地元住民ドライバーによる運行で、歴史あるまちに観光・交流の手段を根づかせる~
[画像1]https://digitalpr.jp/simg/1620/93697/700_467_2024082212593066c6b7a2bb245.JPG
石州瓦のまち並みを縫うように走る“The Japan Red GSM”と名づけられたベンガラ色のグリスロ
「日本遺産のまち」を走る赤いグリスロ
「ジャパンレッド発祥の地」(日本遺産ポータルサイト:https://japan-heritage.bunka.go.jp/ja/stories/story102/
)として、日本遺産に認定された岡山県高梁市の備中吹屋地区。細い街道の両側に、赤銅色の石州瓦、ベンガラの格子、そして赤土壁の商家が続く美しいまち並みを、当社製のグリーンスローモビリティ(以下・グリスロ)がゆっくりと走っています。外国からの観光客などを乗せたグリスロが近づくと、街道の両側に並んだお店からは次々と店主さんや従業員の皆さんが顔を出し、笑顔で手を振り、「こんにちは」という明るい声が響きわたります。
観光客の移動・周遊手段として、この地区に2台のグリスロが導入されたのは2023年春のこと。「その説明のために、地域の店主さんの集まりに参加したところ、皆さんから自発的に“手の空いている時は店先で出迎えよう”と声を掛け合ってくださいました」(高梁市観光課職員)。
かつて日本三大銅山の一つとして隆盛を極めた吹屋地区には、現役最古の木造校舎として活躍した「旧吹屋小学校」や、映画・八つ墓村のロケ地ともなった豪商の邸宅「広兼邸」など、魅力的な観光スポットが距離を置いて点在します。グリスロはこれらをつなぐ移動手段として人気を集め、週末にもなれば約100人の観光客が利用するなどフル稼働を続けています。
[画像2]https://digitalpr.jp/simg/1620/93697/600_354_2024082212593766c6b7a9cae00.jpg
鈴の音が聞こえてくると、街道のお店から人が出てきて笑顔のおもてなし
「みんなで走らせている」意識の共有
すっかりこのまちの日常に根づいた赤いグリスロ。その背景として前出の職員さんが挙げたのは、「グリスロをハブとした友好的なコミュニティの存在」です。行政はもちろん、運行事業体や地域の団体、さらにはドライバーや住民の皆さんなど、「“みんなで走らせている”という意識が共有されている」と話します。
たとえば、10人ほどが登録するドライバーの皆さんのプロフィールもユニークです。近隣の小学校の元校長、高梁市の自然に親しみを抱いて移住してきた若者、さらには特産品であるブドウ農家のご主人や市役所OBなど、さまざまな背景を持った人たちが運行資格を取得して活躍しています。「県外や外国から来た人たちとのおしゃべりが楽しい」「説明を求められるので、地域の歴史や文化についても詳しくなれる」「このまちに関心を持ってもらえることが嬉しいし、誇らしい」と、それぞれ喜びを抱いて活躍しています。
交通弱者や観光客の移動手段として、時速20km未満で走るグリスロの活用が全国各地に広がっています。そうした中でも有数の成功事例として数えられる備中吹屋の導入例。車体につけられた風流な鈴をカラコロと鳴らしながら、今日も人びとの笑顔に見送られ、ゆっくり静かに観光スポットを結び、人と人をつないでいます。
[画像3]https://digitalpr.jp/simg/1620/93697/600_400_2024082212595666c6b7bc45537.jpg
ドライバーの皆さんのプロフィールもユニーク。移住してきた若者や、スクールバスの現役運転手さん、ブドウ農家のご主人も
■GSMトラベログ 描いた明日が、目的地
https://www.yamaha-motor.co.jp/gsm/travelogue/story-01.html
■広報担当者より
吹屋のまちが最も賑やかだったのは、明治から大正期にかけてのこと。銅やベンガラを扱う豪商たちが石州(現在の島根県)から腕利きの宮大工を招き入れ、外観をベンガラ色で統一した美しいまち並みをつくりだしたそうです。グリスロの導入とともに観光課では魅力の発信にも力を入れ、海外からの観光客も急増しているそうです。
本件に関するお問合わせ先
コーポレートコミュニケーション部 広報グループ
本社:0538-32-1145 / 東京:03-5220-7211
プレスリリース詳細へ https://digitalpr.jp/r/93697
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石州瓦のまち並みを縫うように走る“The Japan Red GSM”と名づけられたベンガラ色のグリスロ
「日本遺産のまち」を走る赤いグリスロ
「ジャパンレッド発祥の地」(日本遺産ポータルサイト:https://japan-heritage.bunka.go.jp/ja/stories/story102/
)として、日本遺産に認定された岡山県高梁市の備中吹屋地区。細い街道の両側に、赤銅色の石州瓦、ベンガラの格子、そして赤土壁の商家が続く美しいまち並みを、当社製のグリーンスローモビリティ(以下・グリスロ)がゆっくりと走っています。外国からの観光客などを乗せたグリスロが近づくと、街道の両側に並んだお店からは次々と店主さんや従業員の皆さんが顔を出し、笑顔で手を振り、「こんにちは」という明るい声が響きわたります。
観光客の移動・周遊手段として、この地区に2台のグリスロが導入されたのは2023年春のこと。「その説明のために、地域の店主さんの集まりに参加したところ、皆さんから自発的に“手の空いている時は店先で出迎えよう”と声を掛け合ってくださいました」(高梁市観光課職員)。
かつて日本三大銅山の一つとして隆盛を極めた吹屋地区には、現役最古の木造校舎として活躍した「旧吹屋小学校」や、映画・八つ墓村のロケ地ともなった豪商の邸宅「広兼邸」など、魅力的な観光スポットが距離を置いて点在します。グリスロはこれらをつなぐ移動手段として人気を集め、週末にもなれば約100人の観光客が利用するなどフル稼働を続けています。
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鈴の音が聞こえてくると、街道のお店から人が出てきて笑顔のおもてなし
「みんなで走らせている」意識の共有
すっかりこのまちの日常に根づいた赤いグリスロ。その背景として前出の職員さんが挙げたのは、「グリスロをハブとした友好的なコミュニティの存在」です。行政はもちろん、運行事業体や地域の団体、さらにはドライバーや住民の皆さんなど、「“みんなで走らせている”という意識が共有されている」と話します。
たとえば、10人ほどが登録するドライバーの皆さんのプロフィールもユニークです。近隣の小学校の元校長、高梁市の自然に親しみを抱いて移住してきた若者、さらには特産品であるブドウ農家のご主人や市役所OBなど、さまざまな背景を持った人たちが運行資格を取得して活躍しています。「県外や外国から来た人たちとのおしゃべりが楽しい」「説明を求められるので、地域の歴史や文化についても詳しくなれる」「このまちに関心を持ってもらえることが嬉しいし、誇らしい」と、それぞれ喜びを抱いて活躍しています。
交通弱者や観光客の移動手段として、時速20km未満で走るグリスロの活用が全国各地に広がっています。そうした中でも有数の成功事例として数えられる備中吹屋の導入例。車体につけられた風流な鈴をカラコロと鳴らしながら、今日も人びとの笑顔に見送られ、ゆっくり静かに観光スポットを結び、人と人をつないでいます。
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ドライバーの皆さんのプロフィールもユニーク。移住してきた若者や、スクールバスの現役運転手さん、ブドウ農家のご主人も
■GSMトラベログ 描いた明日が、目的地
https://www.yamaha-motor.co.jp/gsm/travelogue/story-01.html
■広報担当者より
吹屋のまちが最も賑やかだったのは、明治から大正期にかけてのこと。銅やベンガラを扱う豪商たちが石州(現在の島根県)から腕利きの宮大工を招き入れ、外観をベンガラ色で統一した美しいまち並みをつくりだしたそうです。グリスロの導入とともに観光課では魅力の発信にも力を入れ、海外からの観光客も急増しているそうです。
本件に関するお問合わせ先
コーポレートコミュニケーション部 広報グループ
本社:0538-32-1145 / 東京:03-5220-7211
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