MKタクシーで最年少「観光ドライバー」目指し19歳ドライバーが観光知識や観光案内を勉強中
MKグループ
エムケイ株式会社(本社:京都市南区、社長:前川博司、以下「MK」という)では、観光貸切の業務に就ける社内資格として観光ランク制度と観光資格試験を設けています。この度、2024年9月の社内試験合格を目指して、2023年4月度に入社した現在19歳のドライバーが勉強中です。合格すれば、MKで最年少の観光ドライバーが誕生します。規制緩和により、普通第二種免許の取得条件が緩和されたことによります。
背景
2022年5月に改正道路交通法が施行され、第二種運転免許、大型免許、中型免許の運転免許試験の受験資格が緩和されました。原則として21歳以上かつ普通免許取得期間3年以上であった受験資格が、特別な教習を修了すると19歳以上かつ普通免許取得期間1年以上で得られるようになりました。MKでは毎年大学新卒者や高卒者をハイヤードライバー候補生の「トラベルコーディネーター(以下「TC」という)」として採用しています。高卒TCが第二種免許を取得できるのは従来早くて21歳でしたが、18歳のうちに第一種免許を取得していれば、19歳でタクシードライバーになることができます。ドライバー不足はタクシー業界にとっても大きな課題で、インバウンドなどで京都で高まる観光需要に対して、若い観光ドライバーの誕生は将来の明るい材料でもあります。
入社して知った観光ドライバーの仕事休日は勉強を兼ねてドライブで観光地を訪問
山本 萌絵(やまもと もえ)社員は、2004年9月生まれの現在19歳。高校在籍中に普通免許を取得し、2023年3月21日にエムケイ株式会社入社。2024年5月に第二種免許を取得し、6月には新入社員が所属する上賀茂トレーニングセンターに配属され、タクシー乗務する傍ら、観光ドライバーの資格取得を目指して勉強しています。観光資格試験(観光コード試験)に合格すれば、MKで最年少の観光ドライバーが誕生します。
山本萌絵社員インタビュー
―入社までの経緯といまの仕事を教えてください―
一人でできる自分に合った仕事は何だろうと漠然と考えたときに、タクシードライバーが思い浮かびました。当時いくつかのタクシー会社の高卒採用の情報を集めましたが、法改正後の条件で募集をしていたのがMKだけで、高卒採用に力を入れているんだなと思い入社を決めました。二種免許を取得するまでの間は営業所でドライバーや車両の管理に携わりました。営業所に帰って来たドライバーさんの「今日はこんなお客様がいたよ」といった話を聞いて不安もありましたが、楽しみでもありました。
今年の6月からタクシー乗務を開始し、様々な年齢層の方や海外の方などこれまで自分の人生のなかで接したことのない価値観に触れるのが今は楽しいです。海外の方が乗られることもありますが、お客様がスマホの翻訳アプリをご用意いただいていたりとありがたく感じます。長いときには1時間以上空車が続くことがあるのはこたえますね。
インタビューを受ける山本ドライバー
―観光ドライバーを目指してどんなことを心がけていますか―
私は入社してから観光ドライバーという仕事があることを知りました。いまは秋の観光コード試験に向けて勉強中です。京都検定の本を読んだり、興味を持った観光地に行ってリーフレットをもらったり、もともとインドアでしたが運転練習と地理と観光の勉強を兼ねてドライブする機会を積極的に増やしています。萬福寺に代表される黄檗宗の寺院が好きで、お客様をご案内してみたいです。楽しくご一緒できるように観光の勉強を頑張ります。
営業所で空き時間に観光の勉強
車両の前でお客様を迎える待機姿勢
―高校生でTCに興味を持った方に一言-
車の運転をあまりしたことのないうちにこの業界に飛び込むのは不安も大きいと思いますが、自分の興味を持ったことに全力で進んでください。
MKの社内資格「観光ドライバーランク制度」
MKには京都の7営業所にそれぞれドライバーが独自に運営する観光課と呼ばれる組織があります。主に新人ドライバーに対する観光知識の講習や観光現地勉強会の開催などを通じて、観光知識と接客について学びます。年に二回、春と秋にある観光コード試験を受け、S・A・B・C四段階の観光コードを取得します。MKでは観光コードを取得して初めて観光貸切の業務に就くことが出来ます。
観光コードを持つ社員は500名以上。そのなかでも観光知識に精通したSランクのドライバーは200名弱で、なかには京都検定1級取得者もいます。
若き観光のプロを目指すトラベルコーディネイター
MKでは毎年大学新卒者と高卒者をハイヤードライバー候補生である「トラベルコーディネーター(TC)職」として採用しています。京都は国際観光都市であり国内外から多数の観光客が訪れます。京都市の発表では2023年の観光客数は5,028万人、うち外国人宿泊数は536万人と過去最高を大きく更新しました。修学旅行生も81万人が訪れました。MKは観光貸切タクシー・ハイヤーに注力し、京都観光の体験価値を高める取り組みを行っています。近年は増加するインバウンド需要に対応するため外国語ドライバーの増強に取り組んでいます。
TC職はまずはじめにタクシー乗務を行い、基本的な運転技術や地理、MKの接客マナーを習得します。同時に観光知識や外国語の学習も行い、およそ一年後のタイミングで観光コード試験のCランクを取ることを目指します。並行して、車両サイズの大きいジャンボタクシーの乗務や空港送迎、修学旅行の観光案内などの業務の経験を積みます。運転技術や接客に優れたドライバーは早い人で入社4年目には「ファーストハイヤー職」に抜擢されます。ファーストハイヤーはMKの最高峰のサービスカテゴリーで国内外のVIPの送迎や観光アテンドを担当します。
23歳で年収700万円の高卒TCも
MKの2024年4月にTC職として入社した者は、二種免許取得までの期間は内勤職で受注配車や営業所の事務仕事などをしながら観光勉強の機会があります。二種免許取得後は教習期間を経て、上賀茂トレーニングセンターに配属されます。タクシー乗務を始めると月給30万円になりますが、大卒者と高卒者に違いはありません。2019年に高卒入社のドライバーには23歳で2023年度の年収が700万円だった者もいます。
安全運転意識と接客マナーや観光知識を学ぶ意欲のある人にとってライフプランが描きやすい職種であり、MKでは今後も高卒TCの採用には注力していきます。
採用のお問い合わせ
エムケイホールディングス株式会社 総務人事部 電話075-555-3132
リクルートサイト https://www.mk-group.co.jp/recruit/staff/tc_kouho.html
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エムケイ株式会社(本社:京都市南区、社長:前川博司、以下「MK」という)では、観光貸切の業務に就ける社内資格として観光ランク制度と観光資格試験を設けています。この度、2024年9月の社内試験合格を目指して、2023年4月度に入社した現在19歳のドライバーが勉強中です。合格すれば、MKで最年少の観光ドライバーが誕生します。規制緩和により、普通第二種免許の取得条件が緩和されたことによります。
背景
2022年5月に改正道路交通法が施行され、第二種運転免許、大型免許、中型免許の運転免許試験の受験資格が緩和されました。原則として21歳以上かつ普通免許取得期間3年以上であった受験資格が、特別な教習を修了すると19歳以上かつ普通免許取得期間1年以上で得られるようになりました。MKでは毎年大学新卒者や高卒者をハイヤードライバー候補生の「トラベルコーディネーター(以下「TC」という)」として採用しています。高卒TCが第二種免許を取得できるのは従来早くて21歳でしたが、18歳のうちに第一種免許を取得していれば、19歳でタクシードライバーになることができます。ドライバー不足はタクシー業界にとっても大きな課題で、インバウンドなどで京都で高まる観光需要に対して、若い観光ドライバーの誕生は将来の明るい材料でもあります。
入社して知った観光ドライバーの仕事休日は勉強を兼ねてドライブで観光地を訪問
山本 萌絵(やまもと もえ)社員は、2004年9月生まれの現在19歳。高校在籍中に普通免許を取得し、2023年3月21日にエムケイ株式会社入社。2024年5月に第二種免許を取得し、6月には新入社員が所属する上賀茂トレーニングセンターに配属され、タクシー乗務する傍ら、観光ドライバーの資格取得を目指して勉強しています。観光資格試験(観光コード試験)に合格すれば、MKで最年少の観光ドライバーが誕生します。
山本萌絵社員インタビュー
―入社までの経緯といまの仕事を教えてください―
一人でできる自分に合った仕事は何だろうと漠然と考えたときに、タクシードライバーが思い浮かびました。当時いくつかのタクシー会社の高卒採用の情報を集めましたが、法改正後の条件で募集をしていたのがMKだけで、高卒採用に力を入れているんだなと思い入社を決めました。二種免許を取得するまでの間は営業所でドライバーや車両の管理に携わりました。営業所に帰って来たドライバーさんの「今日はこんなお客様がいたよ」といった話を聞いて不安もありましたが、楽しみでもありました。
今年の6月からタクシー乗務を開始し、様々な年齢層の方や海外の方などこれまで自分の人生のなかで接したことのない価値観に触れるのが今は楽しいです。海外の方が乗られることもありますが、お客様がスマホの翻訳アプリをご用意いただいていたりとありがたく感じます。長いときには1時間以上空車が続くことがあるのはこたえますね。
インタビューを受ける山本ドライバー
―観光ドライバーを目指してどんなことを心がけていますか―
私は入社してから観光ドライバーという仕事があることを知りました。いまは秋の観光コード試験に向けて勉強中です。京都検定の本を読んだり、興味を持った観光地に行ってリーフレットをもらったり、もともとインドアでしたが運転練習と地理と観光の勉強を兼ねてドライブする機会を積極的に増やしています。萬福寺に代表される黄檗宗の寺院が好きで、お客様をご案内してみたいです。楽しくご一緒できるように観光の勉強を頑張ります。
営業所で空き時間に観光の勉強
車両の前でお客様を迎える待機姿勢
―高校生でTCに興味を持った方に一言-
車の運転をあまりしたことのないうちにこの業界に飛び込むのは不安も大きいと思いますが、自分の興味を持ったことに全力で進んでください。
MKの社内資格「観光ドライバーランク制度」
MKには京都の7営業所にそれぞれドライバーが独自に運営する観光課と呼ばれる組織があります。主に新人ドライバーに対する観光知識の講習や観光現地勉強会の開催などを通じて、観光知識と接客について学びます。年に二回、春と秋にある観光コード試験を受け、S・A・B・C四段階の観光コードを取得します。MKでは観光コードを取得して初めて観光貸切の業務に就くことが出来ます。
観光コードを持つ社員は500名以上。そのなかでも観光知識に精通したSランクのドライバーは200名弱で、なかには京都検定1級取得者もいます。
若き観光のプロを目指すトラベルコーディネイター
MKでは毎年大学新卒者と高卒者をハイヤードライバー候補生である「トラベルコーディネーター(TC)職」として採用しています。京都は国際観光都市であり国内外から多数の観光客が訪れます。京都市の発表では2023年の観光客数は5,028万人、うち外国人宿泊数は536万人と過去最高を大きく更新しました。修学旅行生も81万人が訪れました。MKは観光貸切タクシー・ハイヤーに注力し、京都観光の体験価値を高める取り組みを行っています。近年は増加するインバウンド需要に対応するため外国語ドライバーの増強に取り組んでいます。
TC職はまずはじめにタクシー乗務を行い、基本的な運転技術や地理、MKの接客マナーを習得します。同時に観光知識や外国語の学習も行い、およそ一年後のタイミングで観光コード試験のCランクを取ることを目指します。並行して、車両サイズの大きいジャンボタクシーの乗務や空港送迎、修学旅行の観光案内などの業務の経験を積みます。運転技術や接客に優れたドライバーは早い人で入社4年目には「ファーストハイヤー職」に抜擢されます。ファーストハイヤーはMKの最高峰のサービスカテゴリーで国内外のVIPの送迎や観光アテンドを担当します。
23歳で年収700万円の高卒TCも
MKの2024年4月にTC職として入社した者は、二種免許取得までの期間は内勤職で受注配車や営業所の事務仕事などをしながら観光勉強の機会があります。二種免許取得後は教習期間を経て、上賀茂トレーニングセンターに配属されます。タクシー乗務を始めると月給30万円になりますが、大卒者と高卒者に違いはありません。2019年に高卒入社のドライバーには23歳で2023年度の年収が700万円だった者もいます。
安全運転意識と接客マナーや観光知識を学ぶ意欲のある人にとってライフプランが描きやすい職種であり、MKでは今後も高卒TCの採用には注力していきます。
採用のお問い合わせ
エムケイホールディングス株式会社 総務人事部 電話075-555-3132
リクルートサイト https://www.mk-group.co.jp/recruit/staff/tc_kouho.html
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