和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年11月14日(木)

【展示】河内木綿 うつくしき藍型染の世界(八尾市文化会館)

公益財団法人八尾市文化振興事業団
江戸のむかしから伝わる文様の数々を研究・復元した村西徳子さんのコレクションを公開-八尾市文化会館プリズムホール(大阪府八尾市)にて令和6(2024)年9月27日(金)~9月29日(日)開催


チラシ表面



チラシ裏

八尾市文化会館プリズムホール(指定管理者:公益財団法人八尾市文化振興事業団)では、八尾市文化会館の舞台だけでなく共用スペースなど様々な場所を用いてパフォーマンスや展示のイベントを行い、にぎわいと交流を生み出すことを目的とした”プリズム・アート&シアター・プロジェクト”事業を展開しています。この事業の一環として、今回は八尾発の工芸として注目を集める「河内木綿」をテーマにした展示を地元のNPO法人河内木綿藍染保存会の協力により実施します。
いまから320年前の江戸時代・宝永元年(1704)、大和川(奈良県および大阪府を流れ、大阪湾に注ぐ一級水系の本流)の付替工事後に、旧河川の跡地が綿花の栽培に適していたことから八尾や近隣地域が国内有数の綿花生産地になりました。綿作りがさかんになるに伴い、白木綿や縞木綿も織られるようになり「河内木綿」と称されました。河内木綿産業は明治の終わり頃まで今の大阪府八尾市一帯の一大産業でした。
NPO法人河内木綿藍染保存会の初代理事長・村西徳子さんは1976年に河内木綿の文様藍染と出会い、その研究・復元に半生を捧げてこられました。村西さんの功績により、河内木綿の文様は再び八尾が誇る工芸として注目を集めています。
この作品展では保存会で所蔵されている村西さんの貴重な藍型染コレクションの一部を公開させていただきます。海外 では『ジャパン・ブルー』と称賛される藍染めより生まれた青色。染物によって1点1点違う、多彩な色合いと文様たちをどうぞお楽しみください。
詳しくはこちら
<日程>
令和6(2024)年9月27日(金)~9月29日(日)9:00~22:00
<会場>
八尾市文化会館プリズムホール1階光のプラザ&オープンコーナー
近鉄大阪線「八尾」駅下車、東へ徒歩約5分、JR大阪駅より約40分、各線難波駅より約30分

【関連企画1.】歴史講座「河内木綿と八尾」
<日程>9月28日(土)13:30~15:30
<会場> 八尾市文化会館4階研修室
<講師> 李熙連伊さん(八尾市観光文化財課)
参加無料・申込不要・当日先着80名
<主催> NPO法人八尾市観光ボランティアガイドの会

【関連企画2.】型染の型彫・ステンシル体験
<日程>9月29日(日)1.10:00~12:00 2.13:00~15:00
<会場> 八尾市文化会館1階オープンコーナー
<参加費> 3,500円
要事前申込(9月3日(火)9:00~受付)・各回定員5名
<申込先> プリズムホールチケットカウンター 来館・電話(072-924-9999)
29日(日)は綿繰り・糸紡ぎ体験もできます! 参加無料・随時受付
<主催> NPO法人 河内木綿藍染保存会

<お問合せ>
プリズムホールチケットカウンター
(9:00~19:00 月曜休館・祝祭日の場合翌平日)
〒581-0803 八尾市光町2-40
TEL 072-924-9999
ホームページ https://prismhall.jp/event/23788.html
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