田辺で全国風穴サミット
天然の冷蔵庫として使われた「風穴(ふうけつ)」の現状や魅力を発信する「第10回全国風穴サミットin紀伊田辺」(実行委員会主催)が3、4日、和歌山県田辺市上秋津などであった。風穴を巡る各地の実践や研究活動を励まし合おうと、2014年から風穴にゆかりのある地域で毎年開催している。
3日午前は上秋津公民館で、早稲田大学人間科学部の清水長正さんによる基調講演などがあり、県内外から約60人が参加した。
清水さんは「紀州の風穴を中心として」と題し、同市の奇絶峡にある風穴や富士山麓にある有名な風穴を取り上げ、風穴ができる仕組みや県内の風穴の傾向などについて講演した。
地元住民による風穴の周辺景観についての紹介があったほか、同市木守の赤土森山の中腹にある「木守の風穴」が再発見された際の映像が上映された。
午後は近隣施設で、3部に分けて計12人の講師が実験や調査内容の発表を行い、4日は希望者らによる「木守の風穴」の現地見学会があった。
3日午前は上秋津公民館で、早稲田大学人間科学部の清水長正さんによる基調講演などがあり、県内外から約60人が参加した。
清水さんは「紀州の風穴を中心として」と題し、同市の奇絶峡にある風穴や富士山麓にある有名な風穴を取り上げ、風穴ができる仕組みや県内の風穴の傾向などについて講演した。
地元住民による風穴の周辺景観についての紹介があったほか、同市木守の赤土森山の中腹にある「木守の風穴」が再発見された際の映像が上映された。
午後は近隣施設で、3部に分けて計12人の講師が実験や調査内容の発表を行い、4日は希望者らによる「木守の風穴」の現地見学会があった。