和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年09月09日(月)

ウォーバーグ・ピンカスとレンドリース、アジア太平洋地域で急成長するビジネス機会を捉えるべく、ライフサイエンスや研究開発分野に特化した不動産投資プラットフォームを共同設立

シンガポール、2024年8月2日 /PRNewswire/ -- 世界有数のグロース投資会社であるウォーバーグ・ピンカスと、グローバルな投資実績を有するオーストラリアの総合不動産グループであるレンドリースは、本日、ライフサイエンス分野に特化した不動産投資プラットフォームとなる合弁会社の設立に最終合意したことを発表しました。両社は今後数年にわたり、共同投資資金の50%ずつを拠出します。また、第三者の投資家からの追加資本を募り、数十億米ドル規模のプラットフォームに成長させることを目指します。

この新たなプラットフォームは、シンガポールを拠点とし、アジア太平洋地域で急成長するライフサイエンスや研究開発分野の不動産市場において、不動産プロジェクトに係る投資、取得、開発、建設、管理、運営に注力していきます。

ウォーバーグ・ピンカスとレンドリースは、両社が持つ卓越した専門知識と市場での豊富な経験を活かして、急速に拡大するアジア太平洋地域のライフサイエンスや研究開発分野の不動産市場において事業拡大の機会を捉え、この分野で同地域をリードする不動産投資プラットフォームへと成長させることを目指します。本プラットフォームは、参入障壁の高いライフサイエンス関連施設の建設プロジェクト・マネジメント事業と専門化された不動産投資マネジメント事業という、レンドリースの既存事業を基盤としており、すでに第一号投資ファンドであるLINO(Lendlease Innovation Limited Partnership)を運用しています。LINOは現在、横浜にある24,000平方メートルのイノベーションや研究開発に適したリーフみなとみらいを所有しており、このほど、同施設の資産価値を向上させる取り組みが完了したところです。

ライフサイエンス分野の不動産事業において30年以上の経験を有するレンドリースは、米国、アジア太平洋地域、欧州において、有数の製薬、バイオテクノロジー、そしてライフサイエンス施設の建設プロジェクトを手がけてきました。同社の建設プロジェクト・マネジメント事業は世界的に高く評価されており、100社以上のライフサイエンスおよび製薬会社から信頼を得ています。同社は2000年代以降、アジア太平洋地域において、業界大手企業の200以上のプロジェクトに携わり、多くのリピート顧客を抱えています。それらのプロジェクトには、シンガポールのトゥアス・バイオメディカル・パーク内の・ライフサイエンス施設の3分の2を手掛けたほか、同地区内のバイオテクノロジー工場の90%以上の施工を担当したものなどがあります。

ウォーバーグ・ピンカスは20年近くにわたり、アジアの不動産企業やプラットフォームに積極的に投資してきました。アジアの不動産業界における最大規模の投資会社として、ESR、プリンストンデジタルグループ、ストアハブグループ、ビンコム・リテール、BW Industrialなど業界有数の企業と共同設立した先進的なプラットフォームをはじめとする不動産ベンチャー企業50社以上に対し、これまでに85億米ドル(約1.3兆円[1])以上を投じてきました。過去10年間、中国のDNE等の多くの専門性の高いベンチャー企業への投資や、日本のEastGateとの提携を通じて、アジアのライフサイエンス不動産や研究開発分野に積極的に従事してきました。

ウォーバーグ・ピンカスのマネージングディレクター、アジア不動産部門共同責任者兼日本代表である村田貴士氏は、次のように述べています。「ライフサイエンスおよび研究開発分野の不動産業界は、アジア太平洋地域において非常に大きな成長の機会があると確信しています。今回の投資は、ウォーバーグ・ピンカスが、業界トップクラスの企業と共に資本と経営資源を投下し、同地域の高い成長機会を捉えるための新たなプラットフォームを構築するという当社のアプローチに合致するものです。この業界での当社の信念を共有するレンドリースとのパートナーシップを嬉しく思います。また、不動産とヘルスケア分野における両社の深い専門知識および広範なネットワークとリソースが、本合弁会社の成長を加速させ、ステークホルダーへの価値創出につながると確信しています。」

レンドリースのインベストメント・マネジメントCEOであるジャスティン・ガッバーニ氏は、次のように述べています。「アジア太平洋地域をリードするライフサイエンスや研究開発分野における不動産投資プラットフォームの確立を目指す本事業に、ウォーバーグ・ピンカスと着手できることを楽しみにしています。当社が有する世界有数の製薬会社やライフサイエンス企業をサポートしてきた専門知識と、ウォーバーグ・ピンカスのグローバルな経験、リソース、そしてアジアのプラットフォームに投資して拡大させてきた実績を活かしていきます。」

ウォーバーグ・ピンカスについて

ウォーバーグ・ピンカスは、世界有数のグロース投資会社です。資産830億米ドル以上を運用し、多様な事業ステージ、セクター、地域にまたがる225社以上の企業に投資しています。当社は、経営陣にとっての経験豊富なパートナーとして、投資先企業が持続的な企業価値を創出し、堅調な成長を実現できるよう支援しています。1966年の設立以来、プライベート・エクイティ、不動産、キャピタル・ソリューション戦略を通じて、世界中の1,000社以上に1,170億米ドル超を投資してきました。米国ニューヨークを拠点として、アムステルダム、北京、ベルリン、香港、ヒューストン、ロンドン、ルクセンブルグ、ムンバイ、モーリシャス、サンフランシスコ、サンパウロ、上海、シンガポールにオフィスを擁しています。

詳細については、www.warburgpincus.comをご覧ください。

レンドリースについて

レンドリースは、世界規模の投資力を有する総合不動産グループです。オーストラリア・シドニーに本社を置き、オーストラリア証券取引所に上場しています。 当社の強みは、不動産投資、開発、そして建設事業にあります。この3つの事業を組み合わせることにより、持続可能で競争力の高い、革新的な統合ソリューションの提供を実現しています。詳細については、www.lendlease.comをご覧ください。

【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M107864/202408024553/_prw_OT1fl_u7ZuC1l9.png

 

(日本語リリース:クライアント提供)PR Newswire Asia Ltd.

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