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2024年11月26日(火)

衆院和歌山新2区に出馬表明 元兵庫県議の小西氏が会見

小西彦治氏
小西彦治氏
 元兵庫県議の小西彦治氏(52)=兵庫県伊丹市=が29日、和歌山県庁で記者会見し、次期衆院選新2区に無所属で立候補することを表明した。小西氏は「自民党の政治で本当にいいのか。広く受け皿となって県民の意見を示したい」と話した。

 小西氏は神戸大学大学院法学研究科(博士課程前期)修了。現在は、選挙コンサルティングなどを手がける会社を経営している。兵庫県議を1期、伊丹市議を通算2期務めた後、昨夏からは、地方選での無投票や多選を問題視し、2月の印南町長選を含め、全国の市町村長選に16回出馬。いずれも落選している。

 小西氏は、和歌山2区は自民党派閥の政治資金パーティー問題などで、全国でも注目されている選挙区だとし「裏金問題は風化してはいけない」との思いで出馬を決めたと説明。ただ、野党から打診があれば、候補者調整を検討する考えだという。

 衆院新2区には共産党の前県議、楠本文郎氏(69)と、自民党の二階俊博衆院議員の三男、伸康氏(46)が出馬の意向を示している。