田辺工業が優勝 県高校生ロボットコンテスト
和歌山県田辺市あけぼの、田辺工業高校の工作部(3年生3人、1年生4人)は、15日に御坊市であった「第13回きのくに高校生ロボットコンテスト」で優勝した。2年ぶり2回目。
「きのくにロボットフェスティバル2019」(実行委員会主催)の催し。高校生コンテストには県内から予選を勝ち抜いた5校8チームが出場し、競技の得点を競った
競技は3分間、2チームずつで行われ、競技場の真ん中にばらまかれたペットボトル30本を奪い合って自分のゴールスペースに運べば点が入るルール。ゴール内のコンテナの上に置いたり、直立に置いたりすれば点数は高くなる。
田辺工業のロボットは横73センチ、縦95センチ、高さ78センチ。カニのはさみのように開閉するアームでペットボトルをつかんで運び、足の部分でも転がして運ぶことができる仕組み。2位の2倍ほどの点数で優勝した。
田辺工業工作部は出場に向け、3年生3人が中心となって制作や戦略の考案、練習を進めた。部員それぞれの得意分野を生かしてロボットを作り上げた。
プログラム・操作担当の電気電子科3年、小山拓海君(17)によると、ゲーム機のコントローラーを使って無線で操作できるようにした。相手のエリアにコードが入ると反則になるため、他チームはほとんど有線である中、有利に進められたという。
機械科3年の秦周平君(18)は機械加工担当。「アーム部分のバランスを取るための調整が大変だった」と振り返った。
部長の電気電子科3年、城祐輝君(18)はムードメーカーとして部をまとめ、大会では指示役に就いた。「練習通りの成果が出せた。3年生にとって最後の大会で目標通り優勝できて良かった」と喜んだ。
丁子君(西富田小)特別賞
小学生の部で
ロボットフェスティバルでは「第13回全日本小中学生ロボット選手権」も開かれ、小学生の部で白浜町の西富田小学校4年、丁子翔太君がチャレンジ精神にあふれたロボットに贈られる特別賞「まいど1号大賞」を受賞した。
小学生の部では、6足歩行ロボットで競技場にある隙間を越え、ペットボトルの上にある物資を速く持ち帰った方が勝ちという競技をした。国内外から地区予選を勝ち上がった44の個人・チームが出場。1~3位と特別賞の計14作品が選ばれた。
「きのくにロボットフェスティバル2019」(実行委員会主催)の催し。高校生コンテストには県内から予選を勝ち抜いた5校8チームが出場し、競技の得点を競った
競技は3分間、2チームずつで行われ、競技場の真ん中にばらまかれたペットボトル30本を奪い合って自分のゴールスペースに運べば点が入るルール。ゴール内のコンテナの上に置いたり、直立に置いたりすれば点数は高くなる。
田辺工業のロボットは横73センチ、縦95センチ、高さ78センチ。カニのはさみのように開閉するアームでペットボトルをつかんで運び、足の部分でも転がして運ぶことができる仕組み。2位の2倍ほどの点数で優勝した。
田辺工業工作部は出場に向け、3年生3人が中心となって制作や戦略の考案、練習を進めた。部員それぞれの得意分野を生かしてロボットを作り上げた。
プログラム・操作担当の電気電子科3年、小山拓海君(17)によると、ゲーム機のコントローラーを使って無線で操作できるようにした。相手のエリアにコードが入ると反則になるため、他チームはほとんど有線である中、有利に進められたという。
機械科3年の秦周平君(18)は機械加工担当。「アーム部分のバランスを取るための調整が大変だった」と振り返った。
部長の電気電子科3年、城祐輝君(18)はムードメーカーとして部をまとめ、大会では指示役に就いた。「練習通りの成果が出せた。3年生にとって最後の大会で目標通り優勝できて良かった」と喜んだ。
丁子君(西富田小)特別賞
小学生の部で
ロボットフェスティバルでは「第13回全日本小中学生ロボット選手権」も開かれ、小学生の部で白浜町の西富田小学校4年、丁子翔太君がチャレンジ精神にあふれたロボットに贈られる特別賞「まいど1号大賞」を受賞した。
小学生の部では、6足歩行ロボットで競技場にある隙間を越え、ペットボトルの上にある物資を速く持ち帰った方が勝ちという競技をした。国内外から地区予選を勝ち上がった44の個人・チームが出場。1~3位と特別賞の計14作品が選ばれた。