不動産業などを展開している「リゾートライフ」（本社・沖縄県）はこのほど、チャリティーバザーの売上金の一部を白浜町のＮＰＯ「白浜レスキューネットワーク」へ寄付した。

　リゾートライフは、町内で宿泊施設「灯りや」と「クリスタルヴィラ」を運営している。系列の不動産会社「シティトラスト不動産」（大阪市）が町内で所有している宿泊施設「南紀荘」の解体が決まり、兼ねてから感銘を受けていた白浜レスキューネットワークの自殺防止活動に役立ててもらおうと、チャリティーバザーを４日間開き、食器やいす、テーブル、テレビなど施設内にある物品を販売した。

　白浜レスキューネットワークを運営している白浜バプテストキリスト教会の牧師、藤藪庸一さん（４７）に灯りやの女将、田中さゑ子さんとクリスタルヴィラの支配人、藤田貴子さんが寄付金を贈呈した。

　藤藪さんは「自殺防止の活動と子どもたちへの自殺予防の活動に有効に使わせていただく」とお礼を述べた。