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2024年11月18日(月)

【動画】大鳥居をライトアップ 世界遺産登録20周年で、和歌山の熊野本宮大社

ライトアップされている熊野本宮大社の旧社地・大斎原の大鳥居(3日午後9時ごろ、和歌山県田辺市本宮町で)=魚眼レンズを使った長時間露光で撮影
ライトアップされている熊野本宮大社の旧社地・大斎原の大鳥居(3日午後9時ごろ、和歌山県田辺市本宮町で)=魚眼レンズを使った長時間露光で撮影
 和歌山県田辺市本宮町の世界遺産・熊野本宮大社(九鬼家隆宮司)が、7日の「七夕」に迎える世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」登録20周年に向け、旧社地・大斎原(おおゆのはら)にそびえる大鳥居をライトアップしている。7日まで。

 大鳥居は高さ33・9メートル、幅42メートルで、日本一の大きさを誇る。世界遺産登録20周年を記念したライトアップは今月1日から始まり、暗闇の中、大鳥居が幻想的な青色に輝いている。

 3日夜は曇りがちだったが、ライトアップの時間帯になると快晴に恵まれた。大鳥居の背後には天の川が現れ、七夕の伝説にまつわる1等星で「夏の大三角」を形作る「ベガ」(織り姫)や「アルタイル」(ひこ星)などの星々が美しく輝いていた。

 本宮大社は「夏の星空とともにライトアップされた大鳥居を見に来ていただけたらうれしい」と話している。

 ライトアップの時間は午後9時まで。