ヤマモモ収穫開始
和歌山県上富田町で、住民有志でつくる「口熊野かみとんだ山桃会」がヤマモモの収穫を始めた。25日ごろまで続き、買い取りもしている。ジャムやシロップなど加工品の販売もしている。
会は2015年に立ち上げた。昔から親しまれ、町の木にも指定されているヤマモモの実を活用し、地域活性化につなげようと取り組んでいる。
ヤマモモは山林に自然に生えているほか、庭や畑などに植えられており、所有者の要望を受けて実を収穫したり、買い取ったりしている。町内の耕作放棄地だった場所で会員が栽培もしている。
6月中旬から完熟し始め、収穫できるのは2週間ほどと短く、日持ちもしないため「赤い宝石」とも呼ばれる。
12日から会のメンバーやボランティアが収穫を始めた。県外の大学生らがボランティアで収穫に訪れる予定もあるという。
今年は実が少ない裏年に当たるが、それ以上に少ない状況だという。買い取りも含めた収穫量は例年1・6トンほどあるが、今年は1トン前後と見込んでいる。
樫木美喜恵代表(53)は「元々捨てられていたヤマモモが収入となることで、小さいながらも地域の生業になりつつあると感じる。今年は不作だが、全国から購入予約があり、楽しみにしてくれている方々のためにも頑張って収穫したい」と話している。
ヤマモモを加工した商品は、同町朝来のJR朝来駅にある会運営の「口熊野かみとんだ観光案内所」や会のホームページなどで販売している。
問い合わせは、観光案内所(0739・33・9610)か山桃会(080・9167・7163)へ。
会は2015年に立ち上げた。昔から親しまれ、町の木にも指定されているヤマモモの実を活用し、地域活性化につなげようと取り組んでいる。
ヤマモモは山林に自然に生えているほか、庭や畑などに植えられており、所有者の要望を受けて実を収穫したり、買い取ったりしている。町内の耕作放棄地だった場所で会員が栽培もしている。
6月中旬から完熟し始め、収穫できるのは2週間ほどと短く、日持ちもしないため「赤い宝石」とも呼ばれる。
12日から会のメンバーやボランティアが収穫を始めた。県外の大学生らがボランティアで収穫に訪れる予定もあるという。
今年は実が少ない裏年に当たるが、それ以上に少ない状況だという。買い取りも含めた収穫量は例年1・6トンほどあるが、今年は1トン前後と見込んでいる。
樫木美喜恵代表(53)は「元々捨てられていたヤマモモが収入となることで、小さいながらも地域の生業になりつつあると感じる。今年は不作だが、全国から購入予約があり、楽しみにしてくれている方々のためにも頑張って収穫したい」と話している。
ヤマモモを加工した商品は、同町朝来のJR朝来駅にある会運営の「口熊野かみとんだ観光案内所」や会のホームページなどで販売している。
問い合わせは、観光案内所(0739・33・9610)か山桃会(080・9167・7163)へ。