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2024年12月22日(日)

【動画】雨の中430人熱戦 白浜の名所舞台にトライアスロン、和歌山

南紀白浜トライアスロン大会で熱戦を繰り広げる選手(19日、和歌山県白浜町で)
南紀白浜トライアスロン大会で熱戦を繰り広げる選手(19日、和歌山県白浜町で)
 和歌山県白浜町で19日、第9回南紀白浜トライアスロン大会(実行委員会主催、紀伊民報など後援)があった。しとしとと雨が降るあいにくの天気だったが、全国各地から参加した選手約430人が同町の名所などを舞台に熱戦を繰り広げた。

 トライアスロンは水泳(スイム)と自転車(バイク)、マラソン(ラン)の3種目を連続して行う競技。

 大会は午前8時、関西屈指の美しいビーチとして知られる白良浜で開幕。選手たちは10人ずつ順番にスタートして水しぶきを上げながら海に飛び込み、1周750メートルのコースを2周した。続いて自転車に乗り、旧南紀白浜空港などを周回する40キロを走行。最後は10キロのマラソンで、国の名勝「円月島」そばの道などを走り、白浜会館にゴールした。

 男子1位は、今回が2回目の参加というプロトライアスロン選手の篠崎友さん(40)=相模原市=で、タイムは2時間2分16秒。「去年が2位だったので、そのタイムを上回れればと思っていたが、短縮して優勝でき、最高にうれしい」と話した。

 女子1位となった和歌山市の公務員、野田優さん(26)は、4位だった昨年に続いて2回目の参加。タイムは2時間24分29秒で「たくさんの人にサポートしてもらって1年間練習を頑張ってきたので感謝。スタート前はすごく寒かったが、動き出したら本調子になった」と笑顔を見せた。