和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年11月26日(火)

イタドリ優良苗いかが

20日から苗の電話予約が始まる優良系統イタドリ「東牟婁3」(和歌山県林業試験場提供)
20日から苗の電話予約が始まる優良系統イタドリ「東牟婁3」(和歌山県林業試験場提供)
 バイオセンター中津(和歌山県日高川町高津尾1052の1)は、郷土山菜の一つイタドリの優良系統苗「東牟婁3」を販売する。20日から購入希望者の電話予約を受け付ける。苗の受け渡しは6月下旬から。

 イタドリは紀南で「ゴンパチ」と呼ばれ、春の味覚として親しまれている。東牟婁3は、県林業試験場(上富田町生馬)が県内から集めたイタドリの中から、栽培や加工に適したものを選抜した。若芽の発生時期が早く、太くて収穫量が多い。皮もむきやすいという。

 苗はトレー単位(72穴)で販売する。1トレー60株を保証し、価格は3千円(税込み)。苗はバイオセンター中津へ受け取りに行く。

 予約の電話(平日午前9時~午後5時)はバイオセンター中津(0738・54・0095)へ。栽培や植え付けの問い合わせは県林業試験場(0739・47・2468)まで。