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2024年05月17日(金)

宮崎美子65歳、日々の幸せ噛み締め「毎日が青春」 人生のターニングポイントも告白

日々の幸せ噛み締め「毎日が青春」と語った宮崎美子 (C)ORICON NewS inc.
日々の幸せ噛み締め「毎日が青春」と語った宮崎美子 (C)ORICON NewS inc.
 俳優の宮崎美子(65)が2日、都内で行われた映画『ラストターン 福山健二71歳、二度目の青春』(5月10日公開)の報知映画賞特選試写会で舞台あいさつを行い、本作で26年ぶりの主演を飾る岩城滉一(73)とともにトークを行った。

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 作品にちなみ「最近青春を感じた出来事は?」と聞かれると、「青春っていう歳じゃないですからね…」と恐縮。「毎日なにか楽しいことを1個でも2個でも見つけられていたら、もう毎日が青春じゃないかって思うんです」と笑顔をハジけさせた。

 さらに人生のターニングポイントも聞かれると、「コロナ禍でSNSを始めたことでしょうか。YouTubeを通して自分で発信するようになって」と言い、動画撮影を理由として「ボルダリングだとか、今までやってみたかったことに挑戦するようになったんです」と胸を張る。

 そして「次はもうちょっとこういうことをやってみようと思えるようにもなって。小さなことですけど、自分の中では前向きにいろいろなことを考えられるようになった転換点でした」と振り返った。

 今作では岩城演じる主人公・福山健二の妻・佳代役で、認知症を患い、健二を残して先立つという役どころとなる。「こんなに明るくて楽しい夫なので、もう少し一緒にいたかった」「しかも残して逝ってしまうということで、心配もあります」と役柄を踏まえてコメントしつつ、「ただ、明るくて前向きなお話なので、気持ち軽やかにお帰りいただけるんじゃないかなと思っております」と、これから鑑賞する観客に伝えていた。

 久万真路氏が監督・脚本を務めた本作。定年退職後や子育て後の人生が昔と比べて格段に長くなった“人生100年時代”の現代で、認知症だった愛妻・福山佳代(宮崎美子)を看取り、刻々と近づく人生の最期を意識し始めた71歳の主人公・福山健二(岩城)が、一歩を踏み出してさまざまな人と交流し、新たな挑戦をはじめ、自分の第二の青春を送ろうとする希望の物語を描く。

 共演には、健二が通う水泳教室の講師・岸本香里役に高月彩良、健二をいろいろなところに引っ張っていく社交的な友人・橋本勉役に田山涼成。ほか、淵上泰史、西尾まり、三浦誠己、貫地谷しほりらが出演する。



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提供:oricon news