6カ国の技術者らが津波避難タワー視察
南米やアジアなど6カ国の技術者ら6人が28日、和歌山県田辺市芳養松原1丁目に今春完成した津波避難タワーを視察。南海トラフ巨大地震に備えた市の取り組みについて学んだ。
訪れたのは、10月20日~12月17日の日程で日本の河川や道路、港湾での災害対策を学んでいる国際協力機構(JICA)の研修員ら。
この日は、市防災まちづくり課の職員が避難タワーや避難路の整備、避難訓練や防災教育などの対策に取り組んでいることを紹介。研修員らは実際に、高さ14・36メートルのタワーに上った。
雨風をしのげる屋内避難スペースには備蓄倉庫や簡易トイレスペースもあり、屋上も含め約120人が収容できる。研修員らは「過去の最大の津波高はどれだけか」「備蓄品は何日分あるのか」などと熱心に質問していた。
2004年のスマトラ島沖地震で大きな被害を受けたインドネシアの研究者、プリッタ・ルフィティアナさん(31)は「タワーにはスロープがあり、車いすの方も利用できることが素晴らしい。ハード、ソフト両面の対策が大切だと思った」と話した。
訪れたのは、10月20日~12月17日の日程で日本の河川や道路、港湾での災害対策を学んでいる国際協力機構(JICA)の研修員ら。
この日は、市防災まちづくり課の職員が避難タワーや避難路の整備、避難訓練や防災教育などの対策に取り組んでいることを紹介。研修員らは実際に、高さ14・36メートルのタワーに上った。
雨風をしのげる屋内避難スペースには備蓄倉庫や簡易トイレスペースもあり、屋上も含め約120人が収容できる。研修員らは「過去の最大の津波高はどれだけか」「備蓄品は何日分あるのか」などと熱心に質問していた。
2004年のスマトラ島沖地震で大きな被害を受けたインドネシアの研究者、プリッタ・ルフィティアナさん(31)は「タワーにはスロープがあり、車いすの方も利用できることが素晴らしい。ハード、ソフト両面の対策が大切だと思った」と話した。