和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年11月24日(日)

見て、食べて、楽しんで 17、18日に田辺で第30回ふれあい文化祭

多くの来場者でにぎわった2023年のふれあい文化祭(田辺市文里2丁目で)
多くの来場者でにぎわった2023年のふれあい文化祭(田辺市文里2丁目で)
配信中の舞台発表「KIRARA(きらら)」
配信中の舞台発表「KIRARA(きらら)」
配信中の舞台発表「ふたば第二作業所」
配信中の舞台発表「ふたば第二作業所」
 第30回「ふれあい文化祭」が17、18の両日、田辺市文里2丁目のガーデンホテルハナヨアリーナで開かれる。作品展、飲食や雑貨の販売などがある。時間は午前10時~午後4時。入場無料。特設ウェブサイトでは29日まで、舞台発表や施設のPR動画を配信している。


 実行委員会主催、田辺市社会福祉協議会と市ボランティア連絡協議会の共催。紀伊民報など後援。

 高齢者、障害者、児童といった区分を越え、地域の福祉施設が共に取り組み、地域住民と触れ合う機会として、1994年から実施している。

 通常は会場開催だったが、コロナ禍の2021、22年は会場開催をやめ、ウェブサイトで動画配信をした。23年から会場とウェブで開催している。新型コロナが5類に移行したことから、今年は会場で飲食ができるようにした。

 たこ焼きや焼きそばなどの屋台が並ぶ。福祉施設利用者による絵画や書などの作品展、雑貨や衣類などを販売するフリーマーケット、ガラガラ抽選会がある。

 よりみちサロンいおり(田辺市稲成町)で毎月開いている「おもちゃのびょういん」も会場に開設。壊れたおもちゃを直してほしい人は持ってくるよう呼びかけている。

■参加団体など


 上秋津福祉会、中辺路白百合学園、NPOはまゆう作業所、なかよし福祉会、南紀のぞみ会、NPOハートツリー、NPO南紀こどもステーションソーラン団、ふたば福祉会、やおき福祉会、高垣幸夢店、NPOころんCOE

 まろみ保育所、芳養保育所、いずみ保育園、こどものへや保育園、わんぱく保育所、あゆみ保育所、会津保育所、くりすがわ保育園、ちかの保育園

 秋津川保育所、はやざと保育所、稲成保育所、もとまち保育所、あゆかわ保育園、日向保育所、みどり保育所、柳瀬保育園、湯ノ又保育園、東保育園

 田辺高校美術部、神島高校、田辺工業高校機械科、熊野高校KUMANOサポーターズリーダー部、子どもボランティア推進校、NPOかたつむりの会、NPO花つぼみ、アートサークル・くれよん

 おもちゃのびょういん、がんサロンなごみ、スマイルの会、がんのきょうしつ、田辺市ともしび友愛ヘルプの会、カルチャーオブキッズ、里親支援センターほっと、稲成町下村活性化委員会、THE PLUM PANIC

 弁慶鬼若太鼓保存会、コーロブリランテ、会津町鶴亀会コーラス部、Fun×Fam、T.J.S F―KID,S(フリーキッズ)、T.J.S F―KID,S Jr.(フリーキッズジュニア)、エンジョイフリー

 STAR FISHマーチングバンド、いのちをまもる防災クイズ、手話サークル山びこ、大谷啓司、三木栄司、Emishi、いろり、ふじのぶこ&じゅんこ、あすなろ音楽団、ニュー俳画サークルさつき会、画材のいろは、雑貨屋laughter

 日産プリンス和歌山販売田辺支店、セイコーメディカル、ヤマシタ田辺営業所、関西電力、県共同作業所連盟、田辺市「ひとのわ」、田辺市建築課、田辺市障害児・者相談支援センターにじのわ、田辺市共同募金委員会、紀南福祉人材バンク、地域活動推進助成団体

■特設サイト


 歌やダンスの舞台発表の動画や、福祉施設のPR動画を見ることができる。29日まで。会場でも大型スクリーンで動画を上映する。

■A4作品展


 今年の文化祭のキャッチコピーである「キミがいて、ボクがいて」をテーマに、一般から募集したA4サイズの作品を展示する。

■わたしへの手紙


 会場で1年後の自分に向けて手紙を書くことができる。手紙は来年のふれあい文化祭で返ってくる。昨年に手紙を出した人は取りに来てほしいという。

■地域福祉フォーラム


 ふれあい文化祭関連事業として、市社会福祉協議会は17日午前10時~正午、ガーデンホテルハナヨ2階で「明日へのかけ橋フォーラム」を開く。社会福祉功労者表彰式と地域福祉講演会がある。