和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月23日(月)

新型コロナ、定点18週ぶり10人上回る 和歌山県内、インフルも増える

 和歌山県は26日、今年第3週(1月15~21日の1週間)に定点医療機関で報告された感染症の新規感染者数を発表した。新型コロナウイルスの1医療機関当たりの平均患者数は12・33人(前週8・10人)で、昨年9月11~17日の週以来18週ぶりに10人を上回った。インフルエンザの患者数も2週連続で増えた。県健康推進課は「新型コロナもインフルエンザも感染対策は同じ。手洗い、うがい、咳エチケットといった基本的な感染対策をそれぞれが徹底してほしい」と呼びかけている。

 県内49カ所の医療機関から報告を受けた患者数を基にまとめた。

 新型コロナウイルスの新規感染者数は604人で、前週(397人)から207人増えた。

 1医療機関当たりの平均患者数は、保健所管内別では海南が最も多く42・00人(前週30・00人)。次いで岩出13・50人▽和歌山市11・67人▽田辺10・57人▽御坊9・33人▽新宮9・33人▽湯浅8・25人▽橋本8・00人▽串本5・50人ーとなっている。

 一方、インフルエンザの県内の新規感染者数は759人で、前週(596人)から163人増えた。

 1医療機関当たりの平均患者数は15・49人(前週12・16人)。保健所管内別では海南が最も多く23・00人(前週23・33人)。次いで新宮21・33人▽和歌山市18・53人▽御坊18・00人▽岩出16・17人▽湯浅14・25人▽橋本13・33人▽田辺8・43人▽串本0・50人ーとなっている。